特許
J-GLOBAL ID:200903097404956166

ATMトラヒツクパラメータの申告方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-194155
公開番号(公開出願番号):特開平5-037543
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、音声、動画像、データ等各々のトラヒック特性を持つ情報を、セルと呼ぶ固定長のパケットに変換し、網内における通信を統合的に取り扱うATMネットワークにおいて、ATM交換機の呼受付け時に、端末がサービスの使用に当り占有しうる帯域の仮想情報を前記交換機に申告する方式において、呼受付けの制御方式にかかわらず、帯域計算に必要となるパラメータの抽出が行えるATMトラヒックパラメータ申告方式を提供することを技術的目的とする。【構成】 トラヒック発生パターン及び端末識別番号をATM交換機(2)へ申告するトラヒック申告手段(3)を備えた端末(1)、及び端末(1)から送られてきたトラヒック情報を解析するトラヒック解析手段(9)と、端末(1)からの情報が申告値通りのトラヒックか否かを監視する帯域管理手段(7)とを備えるATM交換機(2)とから構成される。
請求項(抜粋):
音声、動画像、データ等の様々なトラヒック特性を持つ情報を、セルと呼ぶ固定長のパケットに変換し、網内における通信を統合的に取り扱うATMネットワークにおいて、交換機の呼受付け時に、端末がサービス使用に当り占有しうる帯域の仮想情報を前記交換機に申告する方式に関し、端末(1)は、使用すべきサービス毎にそのサービスのトラヒック発生パターン情報を記憶しておくトラヒック発生パターンメモリ(4)と、各端末毎に付与された端末識別番号を記憶しておく端末識別番号記憶手段(5)と、前記トラヒック発生パターンメモリ(4)及び端末識別番号記憶手段(5)から使用すべきサービスのトラヒック特性及び識別番号を各々読み出してATM交換機(2)へ申告するトラヒック申告手段(3)とを備え、ATM交換機(2)は、前記端末(1)から転送されたセルが前記トラヒック発生パターン情報を収容したセルか否かを識別するVCI(仮想チャネル識別子)識別手段(6)と、前記VCI識別手段(6)から送られてきたトラヒック情報を解析して呼受付け及び帯域管理に必要なパラメータの抽出を行うトラヒック解析手段(9)と、前記トラヒック解析手段(9)の解析結果を端末識別番号と共に記憶する記憶手段(10)と、前記トラヒック解析手段(9)からの呼受付けパラメータに基いて端末(1)からの呼受付け処理を行う呼処理手段(8)と、前記トラヒック解析手段(9)からの帯域管理パラメータに基いて端末(1)から送出される情報が申告値通りのトラヒックか否かを監視する帯域管理手段(7)とを備えることを特徴とするATMトラヒックパラメータ申告方式。

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