特許
J-GLOBAL ID:200903097405266520
ガスセンサおよびその制御装置ならびにNOx濃度測定方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉竹 英俊
, 有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-090078
公開番号(公開出願番号):特開2009-244048
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】使用によるガスセンサの感度劣化を補償可能な技術を提供する。【解決手段】被測定ガス中のNOx濃度に応じて発生する酸素を検出し、検出された酸素量に依存したセンサ出力に基づいて被測定ガス中のNOx濃度を測定するガスセンサは、被測定ガスの酸素濃度を制御可能な酸素濃度制御部を備えている。この酸素濃度制御部を用いることによって、自動車などに搭載後においても、被測定ガスの酸素濃度を指定値に調整できるため、酸素濃度に対するセンサ出力の依存性を定量的に検出可能である。現用センサにおけるセンサ出力の酸素出力特性L4と、初期状態のセンサにおける酸素出力特性L3との相違に基づいて、NOx濃度に対するセンサ出力の感度劣化に伴う変動量を推定し、その変動量に応じた補正をセンサ出力に対して行うことにより、NOx濃度検出のためのセンサ出力を補正する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
被測定ガス中のNOx濃度を測定するガスセンサであって、
(a) 被測定ガス中の酸素濃度を制御する酸素制御部と、前記酸素制御部を経た後の被測定ガス中のNOxを還元して酸素を発生させつつ被測定ガス中の酸素量を検出してNOx濃度を測定する測定部とを有するセンサ素子と、
(b) 前記センサ素子を制御する制御装置と、
を備え、
前記酸素濃度に対する前記センサ出力の特性を酸素出力特性と呼ぶとき、
前記制御装置が、
前記センサ素子における現状の酸素出力特性を検出する検出手段と、
前記センサ素子における初期の酸素出力特性と前記現状の酸素出力特性との相違に応じて、被測定ガス中のNOxの検出についてのセンサ出力を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とするガスセンサ。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N27/46 331
, G01N27/26 371A
引用特許:
前のページに戻る