特許
J-GLOBAL ID:200903097406973459

感熱粘着シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-207563
公開番号(公開出願番号):特開平10-036788
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 常温では非粘着性または極めて粘着性が低く、一方加熱および/または加圧すると粘着性を発現して粘着シートとして有効に使用できる感熱粘着シートの提供。【解決手段】基材上に、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするラジカル重合性単量体を水性媒体中で乳化重合して得られるガラス転移温度-10°C以下の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系重合体を含む水性エマルジョン(A);及びα,β-エチレン性不飽和カルボン酸及び他のラジカル重合性単量体の共重合による共重合体であって共重合体中のカルボキシル基の一部又は全量が沸点110°C以下の塩基で中和されているガラス転移温度20°C以上の水溶性又は水分散性の共重合体(B)との重合体組成物よりなる粘着剤層を有する感熱粘着シートであって、JIS Z 0237の180度ひきはがし法による温度25°Cでの粘着力が10g/25mm以下の本発明の感熱粘着シートによって上記の課題が解決される。
請求項(抜粋):
基材上に、下記の水性エマルジョン(A)および共重合体(B)からなる重合体組成物よりなる粘着剤層を有する感熱粘着シートであって、JIS Z 0237に規定する180度ひきはがし法による温度25°Cでの粘着力が10g/25mm以下であることを特徴とする感熱粘着シート;○水性エマルジョン(A):(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするラジカル重合性単量体を水性媒体中で乳化重合して得られる、ガラス転移温度が-10°C以下の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系重合体を含む水性エマルジョン;○共重合体(B):α,β-エチレン性不飽和カルボン酸およびその他のラジカル重合性単量体を共重合して得られる共重合体であって、該共重合体中のカルボキシル基の一部または全量が沸点110°C以下の塩基で中和されている、ガラス転移温度が20°C以上の水溶性または水分散性の共重合体。
IPC (2件):
C09J 7/02 JJW ,  C09J 7/02 JKE
FI (2件):
C09J 7/02 JJW ,  C09J 7/02 JKE

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