特許
J-GLOBAL ID:200903097417521940

加工性および表面性状に優れる冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313173
公開番号(公開出願番号):特開平10-152728
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 加工性および表面性状に優れる冷延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 C,Si,Mn,P,S,Al,N,Ti,Nbを特定した鋼を熱間圧延してAr3 変態点以上の温度で仕上げ圧延を終了させ、次いでAr3 変態点以上から少なくとも830°Cまでの温度範囲を80°C/s以上の冷却速度で冷却し、続いて680〜800°Cの温度で巻取り、さらに酸洗・冷延を施した後、連続焼鈍にて焼鈍する際に、まず650〜700°Cまで加熱し、この温度範囲で20〜300秒間の保持を行い、さらに100〜1000°C/sの加熱速度で850〜910°Cまで加熱し、この温度範囲で5秒以内の保持を行い、この温度範囲から均熱温度以下の温度まで50°C/s以上の冷却速度で冷却することを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量比で、C:0.0003〜0.003%、Si:0.001〜0.5%、Mn:0.001〜0.2%、P:0.001〜0.12%、S:0.001〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、N:0.0005〜0.005%、Ti:0.01〜0.1%、Nb:0.001〜0.05%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を熱間圧延してAr3 変態点以上の温度で仕上げ圧延を終了させ、次いでAr3 変態点以上から少なくとも830°Cまでの温度範囲を80°C/s以上の冷却速度で冷却し、続いて680〜800°Cの温度で巻取り、さらに酸洗・冷延を施した後、連続焼鈍にて焼鈍する際に、まず650〜700°Cまで加熱し、この温度範囲で20〜300秒間の保持を行い、さらに100〜1000°C/sの加熱速度で850〜910°Cまで加熱し、この温度範囲で5秒以内の保持を行い、この温度範囲から均熱温度以下の温度まで50°C/s以上の冷却速度で冷却することを特徴とする加工性および表面性状に優れる冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (4件):
C21D 9/48 E ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/14

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