特許
J-GLOBAL ID:200903097434387867

CRFアンタゴニストとしての置換ピラゾール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-506653
公開番号(公開出願番号):特表平8-500121
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】式(I)〔式中、A、R1、R3、Z及びYは本明細書に定義の通りである〕の化合物は副腎皮質剌激ホルモン放出因子(CRF)アンタゴニスト活性を有し、ストレス及び不安関連障害のごときCRFによって誘発される疾患の治療に有用である。
請求項(抜粋):
式:〔式中、AはCH2であり; R1は、水素;直鎖または分枝鎖Cl-6アルキル;1つまたは隣合わない2つの二重結合を含むC3-6アルキル;ヒドロキシ;O(C1-6アルキル);SH;S(C1-6アルキル);C3-6シクロアルキル;モルホリニル、ピペリジニルまたはアリール[アリールは、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヒドロキシ、O(C1-6アルキル)、SH、S(C1-6アルキル)、アミノ、NH(C1-6アルキル)、N(C1-6アルキル)2のうちの1〜3個、またはヨード、ニトロもしくはシアノのうちの1個で置換されていてもよく、フェニル、チエニル、ベンゾチエニル、ピリジル、キノリル、ピラジノリル、ピリミジル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、イソオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ピロリジニルまたはチアゾリジニルからなる群から選択される]であり; R3は、直鎖C1-6アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、C3-8アルケニル[この場合、X1がヘテロ原子であるならば二重結合はX1に隣合わない]、C3-7シクロアルキル(CH2)n[ここでnは0〜4である]、または(CH2)qQ1R19[ここでqは0、1または2であり、Q1はO、S、NH、N(C1-6アルキル)、またはX1が共有結合でないならば共有結合であり、R19は水素、直鎖C1-6アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、C3-8アルケニル、C3-6シクロアルキルまたはC3-6シクロアルキル-(CH2)であるが、但しqが1である場合はX1及びQ1は同時にヘテロ原子ではない]であり; X1は、共有結合、CH2、O、SまたはNR[ここでRは水素、直鎖C1-6アルキルまたは分枝鎖C3-8アルキルである]であり; Yは、フェニル、チエニル、ベンゾチエニル、ピリジル、キノリル、ピラジノリル、ピリミジル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、イソオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ピロリジニル、チアゾリジニル、モルホリニルまたはピペリジニルであって、これらの基は各々、フルオロ、クロロ、ブロモまたはメチルのうちのいずれか1種の1〜3個または1個のトリフルオロメチルで置換されていてもよいが、Yは未置換フェニルではなく; Zは、{式中、B環は、各々がメチル、メトキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨード置換されていてもよい、フェニル、ナフチル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、チエニルもしくはインドリルであるか、或いは、飽和5もしくは6員炭素環または1もしくは2つの二重結合を有する一部不飽和環であり; R4は、水素、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードまたはトリフルオロメチルであり; R5は、水素、直鎖C1-6アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、C3-8アルケニル、または(CH2)o-X2-(CH2)r-Q2-R6であり; X2及びQ2は各々独立に、O、S、NH、N(C1-6アルキル)であるか、またはX2及びQ2の一方は共有結合であり得; R6は、水素、直鎖C1-6アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、またはC3-8アルケニルであり; mは0または1であり; oは1または2であり; pは1または2であり; rは0、1または2である};{式中、R4及びR5は前記定義の通りであり、t及びuは各々独立に1または2である}; (c)-NR7R8{式中、R7及びR8は各々独立に、水素、各々がヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、C1-5アルキルまたはC1-5アルコキシのうちの1もしくは2個で置換されていてもよい、C1-6直鎖アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、C3-8アルケニル、(CH2)vCH2OH、(CH2)vNR9R10[ここでvは0〜3であり、R9及びR10は各々独立に水素または直鎖C1-6アルキルである]、(C3-12シクロアルキル)(CH2)n、(C6-10ビシクロアルキル)(CH2)n、ベンゾ縮合C3-6シクロアルキル、C1-6ヒドロキシアルキル、フェニル(CH2)n[ここでnは0〜4である]であるか、或いは、R7とR8は窒素原子と一緒になって、O、S、NHまたはN(C1-6アルキル)のうちの1個を含み得、C1-6アルキル、ヒドロキシまたはフェニルで置換されていてもよい飽和または一部不飽和5〜7員環[ここで二重結合はヘテロ原子と隣合っていない]を形成する};{式中、B、W、R4及びR5は前記定義の通りであり、w、x、y及びzは各々独立に1または2であり、Wは(CH2)q[ここでqは前記定義の通りである]、N(C1-6アルキル)または酸素である};{式中、B、R4、m及びpは前記定義の通りである};{式中、B及びR4は前記定義の通りである}; (g)O(CH2)vR11{式中、vは0〜3であり、R11は、各々がフルオロ、クロロ、ブロモ、メチルまたはトリフルオロメチルのうちのいずれか1種の1または2個で置換されていてもよい、直鎖C1-6アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、フェニル、ナフチル、1,2,3,4-テトラヒドロナフチル、チエニル、ベンゾチエニル、ピリジル、キノリル、ピラジノリル、ピリミジル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、イソオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ピロリジニル、チアゾリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、またはチエニルである};{式中、Aは前記定義の通りであって1または2位に結合しており、その一方でR14はそれぞれ2または1位に結合しており;F、G、H、I、J及びKは独立にCまたはNであるが、但しH、I、J及びKのうち窒素は3つまでであり、しかも隣合うのは2つまでであり;R12及びR13は各々独立に、水素、直鎖C1-6アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、C3-8アルケニル、フルオロ、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、チオール、C1-12アルコキシ、C1-12チオアルカニル、またはC3-12アルケノキシもしくはC3-12チオアルケニル[ここで二重結合は酸素と隣合っていない]であり;R14は、ヒドロキシC1-12アルコキシ、C3-12アルケノキシ[ここで二重結合は酸素と隣合っていない]、-X2-(CH2)rQ2R6[ここでX2、r、Q2及びR6は前記(a)で定義した通りであるが、但しQ2は硫黄ではない]、またはNR15R16[ここでR15及びR16は各々独立に、水素、直鎖C1-6アルキル、分枝鎖C3-8アルキル、C3-8アルケニル(ここで二重結合は窒素と隣合っていない)、またはC3-7シクロアルキル-(CH2)n(ここでnは前記定義の通りである)であるか、またはR15とR16は窒素と一緒になって、ベンゾと任意に縮合した飽和5もしくは6員環を形成する]である};または{式中、D、E、F及びGは独立にCまたはNであるが、但し、D、E、F及びGのうち窒素は2つまでであり、R12及びR14は前記(h)で定義した通りであり、前記定義のAは式VIIIに結合しており、R14は、Aが結合している炭素と隣合う位置にある炭素に結合している}である〕の化合物及びその医薬上容認可能な酸付加塩。
IPC (9件):
C07D231/18 ,  A61K 31/415 AAE ,  A61K 31/415 AAK ,  A61K 31/415 AAM ,  A61K 31/415 ABC ,  A61K 31/415 ABE ,  A61K 31/415 ADQ ,  A61K 31/47 AAN ,  C07D401/06 231

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