特許
J-GLOBAL ID:200903097437979838

通信制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-311418
公開番号(公開出願番号):特開2003-115852
出願日: 2001年10月09日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 先発の低優先度メッセージの存在によって、後発の高優先度メッセージの送信が大きく遅延してしまうことのない通信制御装置を提供する。【解決手段】 送信要求が設定されているメッセージボックスが一つでもあれば、その中でボックス番号が最も小さい最高優先順位メッセージボックスを、プロトコルコア部による送信制御の制御対象メッセージボックスとして選択すると共に、再送信カウンタをクリアする(S110〜S130)。送信に成功した場合には、先に選択された制御対象メッセージボックスの内容をクリアし、一方、調停負けなどにより、送信に失敗した場合には、再送信カウンタをインクリメントする。そのカウント値が上限値より大きく、且つ優先送信要求が設定されたメッセージボックスがある場合には、そのメッセージボックスの中から、制御対象メッセージボックスを選択し、再送信カウンタをクリアする(S140〜S200)。
請求項(抜粋):
送信用のメッセージと、該メッセージの優先度及び種別を表す識別コードとが少なくとも格納され、送信要求の設定が可能な複数のメッセージボックスと、前記送信要求が設定されたメッセージボックスの中から、各メッセージボックスに予め付与されている送信優先順位に従って、該送信優先順位が最も高い最高送信順位メッセージボックスを選択するメッセージボックス選択手段と、該メッセージボックス選択手段にて選択されたメッセージボックスの格納値に基づき、先頭部分に前記識別コードが付与されたフレームを構成してバス上に送信すると共に、送信したフレームの信号レベルとバス上の信号レベルとを各ビット毎に比較することにより送信の成否を判断し、送信に失敗すると次ビット以降の送信を中止する送信制御手段と、該送信制御手段がフレームの送信に成功した場合、対応するメッセージボックスの送信要求を解除する送信要求解除手段と、を備え、バス上でフレームの衝突が生じた際に前記識別コードを用いて調停を行う通信システムに適用される通信制御装置において、前記フレームの送信を遅延させる特定事態を検出する特定事態検出手段を備え、前記メッセージボックス選択手段に、前記特定事態検出手段により特定事態が検出された場合、前記最高送信順位メッセージボックス以外で前記送信要求の設定された低送信順位メッセージボックスがあれば、該低送信順位メッセージボックスのいずれかを前記最高送信順位メッセージボックスの代わりに選択することにより送信順序を変更する順序変更手段を設けたことを特徴とする通信制御装置。
IPC (2件):
H04L 12/40 ,  H04L 29/06
FI (2件):
H04L 12/40 D ,  H04L 13/00 305 D
Fターム (11件):
5K032BA06 ,  5K032CA08 ,  5K032CB04 ,  5K032CB05 ,  5K032CC03 ,  5K034AA03 ,  5K034EE10 ,  5K034FF12 ,  5K034HH01 ,  5K034HH02 ,  5K034MM22
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-188052
  • 特開昭63-287143
  • 特開昭57-087645
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