特許
J-GLOBAL ID:200903097440252639

ステアリングホイール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171037
公開番号(公開出願番号):特開平10-016789
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】被覆体とパッド部とが一体形成され、かつ、ボスとしてヨークタイプのものが採用されてなるステアリングホイールにおいて、ボルトの仮止め状態を維持し、もって取付時の作業性の向上を図る。【解決手段】ステアリングホイール本体は、リング部芯金及びスポーク部芯金を被覆する被覆体並びに同被覆体に一体形成されたパッド部を有する。ボス8を、ボスプレート33と、筒状部34及びヨーク部35よりなるボス本体36とから構成する。ボルト41をヨーク部35のボルト孔の雌ねじに対し予め仮止めしておき、最終的に螺着する。また、ロアカバー50には、ボルトホルダ51を設け、当該ボルトホルダ51により、仮止め状態にあるボルト41を支持固定する。仮止め状態にあるボルト41が、ステアリングホイール本体1の搬送時等において脱落してしまうという事態が回避される。
請求項(抜粋):
外周に複数の歯(31a)よりなるセレーション(31)を有するステアリングシャフト(30)に対し嵌め込まれ、内周には前記セレーション(31)に対応したセレーション(38)を有する筒状部(34)、及び該筒状部(34)に一体的に設けられ、略先端にはボルト孔(37A,37B)が形成されているとともにそのボルト孔(37A,37B)の少なくとも一方(37A)には雌ねじが形成されたヨーク部(35)を備えてなるボス(8)と、リング部芯金(5)、スポーク部芯金(6A,6B,6C)及びこれら芯金(5,6A,6B,6C)を被覆する被覆体(7a,7b)並びにリング部(2)の略中央上部に位置し、前記被覆体(7a,7b)に一体形成されたパッド部(3)を有し、前記スポーク部芯金(6A,6B,6C)の一部が前記ボス(8)に連結されたステアリングホイール本体(1)と、前記ステアリングホイール本体(1)の下側部を被覆するべく、前記ステアリングシャフト(30)の周囲に設けられた樹脂製のロアカバー(50)とを備え、前記ボルト孔(37A,37B)に対し予め仮止めされ、少なくとも略先端に雄ねじを有するボルト(41)を螺着させ、前記ステアリングホイール本体(1)の連結されたボス(8)を前記ステアリングシャフト(30)に固定することにより構成してなるステアリングホイールであって、前記ロアカバー(50)には、前記仮止め状態にある前記ボルト(41)を支持固定するためのボルトホルダ(51,61)を設けたことを特徴とするステアリングホイール。

前のページに戻る