特許
J-GLOBAL ID:200903097445779015

合成樹脂材製の円筒状体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-318353
公開番号(公開出願番号):特開2001-129858
出願日: 1999年11月09日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】高い寸法精度の外周面を持つ合成樹脂材製の円筒状体の製造方法を提供する。【解決手段】この発明による金型1は、成形圧による径方向変形に対処した十分な剛性を持ち内周面の径寸法が合成樹脂材の収縮率に対応させて補正された円筒状のキャビティーブッシュ21,キャビティーブッシュ21を外周側から保持すると共に12個の有底孔23(高温の流体の通流用)が等角度間隔で配設されたブッシュホルダー22でなる外郭型2、前記流体を長さ方向に通流させる有底孔を中心部に持つ芯型3、等角度間隔で配設された8個のゲートによるセンターゲートを持つゲートブッシュ4でなるセットを6個用いる金型である。外郭型2と芯型3の径方向の位置決めはゲートブッシュ4によりインロー合わせ方式とされ、キャビティーブッシュ21と芯型3とで形成される円筒状のキャビティー11に合成樹脂材を射出成形法により注型することで円筒状基体(円筒状体)を得る。
請求項(抜粋):
円形状の内周面を持つ外郭型および円形状の外周面を持つ芯型とを組み合わせる金型を用い、外郭型と芯型とにより形成される円筒状のキャビティーに合成樹脂材を射出成形することで一様な外径寸法を持つ円筒状体を得る合成樹脂材製の円筒状体の製造方法において、前記金型は外郭型と芯型と共に前記キャビティーに合成樹脂材を流入させるゲート部が4個以上の複数のゲートでなるセンターゲートとして形成されたゲートブッシュをキャビティーの合成樹脂材が流入される端部側に有し,外郭型と芯型との径方向の位置決めをこのゲートブッシュによりインロー合わせ方式で行い,外郭型および芯型はそれぞれの内部を通流する液体により温度制御を行うようにし,外郭型は射出成形時に加わる成形圧力により内周面に生じる径方向の変形量を円筒状体の外径に関する許容寸法精度よりも十分に小さくできる剛性を持つと共に内周面の長さ方向に関する径寸法が合成樹脂材の成形時の収縮に対応させて補正され、前記射出成形に多段射出成形法を用いることを特徴とする合成樹脂材製の円筒状体の製造方法。
IPC (5件):
B29C 45/36 ,  B29C 45/77 ,  B29C 45/78 ,  G03G 5/10 ,  B29L 23:00
FI (5件):
B29C 45/36 ,  B29C 45/77 ,  B29C 45/78 ,  G03G 5/10 A ,  B29L 23:00
Fターム (26件):
2H068AA54 ,  2H068EA04 ,  4F202AG08 ,  4F202AH33 ,  4F202AR02 ,  4F202AR06 ,  4F202AR12 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK06 ,  4F202CK11 ,  4F202CK81 ,  4F202CK89 ,  4F202CM07 ,  4F202CN27 ,  4F206AG08 ,  4F206AH33 ,  4F206AR02 ,  4F206AR06 ,  4F206AR12 ,  4F206JA07 ,  4F206JM04 ,  4F206JM05 ,  4F206JN12 ,  4F206JN22 ,  4F206JQ81

前のページに戻る