特許
J-GLOBAL ID:200903097447797932

耐水素脆化特性の良好な加工用超高強度鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-321144
公開番号(公開出願番号):特開平7-150241
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 980N/mm2以上の強度を有し、加工性と共に優れた耐水素脆化特性を有する加工用超高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。【構成】 C:0.05〜0.25%、Mn:1.2〜3.0%、S:0.01%以下、Al:0.02〜0.10%、Ti:0.20%以下、N:0.008%以下を含み、かつ、(C+30×N)/Ti≧2を満足し、残部が鉄及び不可避的不純物元素からなる鋼スラブを常法にて熱間圧延し、酸洗後冷間圧延して連続焼鈍するに際し、Ac1点〜Ac3点まで再加熱後、Ar1点以上より水焼き入れし、必要に応じて更に350°C以下で焼き戻し処理を行い、フェライトを体積率で3〜50%含み、残部がマルテンサイトを主体とする低温変態生成物よりなる組織を得ることを特徴としている。更にSi:2.0%以下、或いはP:0.15%以下、Cr:1.0%以下、Mo:1.0%以下、B:0.005%以下の1種又は2種以上、或いはNb:0.1%以下、V:0.1%以下の1種又は2種を添加できる。自動車のバンパー、ドアの補強部材等に好適である。
請求項(抜粋):
重量%で(以下同じ)、C:0.05〜0.25%、Mn:1.2〜3.0%、S:0.01%以下、Al:0.02〜0.10%、Ti:0.20%以下、N:0.008%以下、を含み、かつ、(C+30×N)/Ti≧2を満足し、残部が鉄及び不可避的不純物元素からなる鋼スラブを常法にて熱間圧延し、酸洗後冷間圧延して連続焼鈍するに際し、Ac1点〜Ac3点まで再加熱後、Ar1点以上より水焼き入れし、フェライトを体積率で3〜50%含み、残部がマルテンサイトを主体とする低温変態生成物よりなる組織を得ることを特徴とする耐水素脆化特性の良好な引張強さ980N/mm2以上の加工用超高強度鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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