特許
J-GLOBAL ID:200903097448660248

ポリカーボネート共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070052
公開番号(公開出願番号):特開平9-255770
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 光弾性係数が小さく、色相、熱安定性に優れたポリカーボネートを提供する。【解決手段】 20〜90モル%の下記式(I)で表される繰り返し単位、5〜75モル%の下記一般式(II)で表わされる繰り返し単位、および5〜75モル%の下記式(III )で表わされる繰り返し単位からなる特定粘度の共重合ポリカーボネート。【化1】
請求項(抜粋):
20〜90モル%の下記式(I)で表される繰り返し単位、5〜75モル%の下記一般式(II)で表わされる繰り返し単位および5〜75モル%の下記式(III )で表わされる繰り返し単位からなり、【化1】[式(II)中のR1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1から20のアルキル基、炭素数1から20のアルコキシル基、炭素数6から20のシクロアルキル基、炭素数6から20のアリール基、炭素数7から20のアラルキル基、炭素数6から20のシクロアルコキシル基、炭素数6から20のアリールオキシ基および炭素数7から20のアラルキルオキシ基からなる群より選ばれる。ただし、R1 、R2 、R3 、R4 がすべて水素原子である場合は除かれる。また式(II)中Xは、【化2】ここで、R13、R14はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1から6のアルコキシル基、炭素数6から20のシクロアルキル基、炭素数6から20のアリール基、炭素数7から20のアラルキル基、炭素数6から20のシクロアルコキシル基、炭素数6から20のアリールオキシ基および炭素数7から20のアラルキルオキシ基からなる群より選ばれる。またR15、R16はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基およびアラルキル基からなる群より選ばれるが、シクロ環を構成している炭素原子ごとに異なっていてもよい。nは3〜11の整数を表す。式(III )中のR5 、R6 は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1から6のアルキル基、炭素数5から10のシクロアルキル基、炭素数6から20のアリール基および炭素数7から20のアラルキル基からなる群より選ばれる。R7 、R8、R9 、R10、R11、R12は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1から6のアルキル基および炭素数6から20のアリール基からなる群より選ばれる。式(III)中のaおよびbは、a+b=4を満たす0〜4の整数である。式(III )のYは、単結合あるいは下記式(A)で表されるアルキレン基である。【化3】ただしR17およびR18はそれぞれ独立に、水素原子または炭素数1から6のアルキル基を表す。]塩化メチレンを溶媒として0.5g/dl濃度の溶液の20°Cにおける還元粘度(ηsp/c)が0.2dl/g以上である共重合ポリカーボネート。
IPC (2件):
C08G 64/04 NPT ,  C08G 64/30 NPU
FI (2件):
C08G 64/04 NPT ,  C08G 64/30 NPU

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