特許
J-GLOBAL ID:200903097451953450

疎結合電子計算機システムのリカバリ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110976
公開番号(公開出願番号):特開平6-301658
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 複数の電子計算機が共有資源排他制御装置の制御に従って共有資源を共有する疎結合電子計算機システムに於いて、障害時に複数の電子計算機によって共有資源が同時に使用されないようにする。【構成】 電子計算機20は一定時間以内毎に共有資源排他制御装置10に対して正常使用中通知を行なっている。共有資源排他制御装置10は正常使用中通知を検出できなくなると、電子計算機20或いは接続パス41に障害が発生したと判断し、正常な電子計算機30に対して障害通知を行なう。これにより、電子計算機30は、電子計算機20に対して共有資源排他制御装置10,共有資源15の切断を要求する。これに応答して電子計算機20では接続パス41,43 を強制的に使用不能状態にし、その後、電子計算機30に切断完了通知を行なう。この切断完了通知を受けると、電子計算機30は共有資源排他制御装置10に対して電子計算機20が占有していた資源の解放を要求する。
請求項(抜粋):
複数の電子計算機と、該複数の電子計算機に接続され、該複数の電子計算機によって共有される共用資源と、前記複数の電子計算機に接続され、前記複数の電子計算機による前記共有資源の使用を排他的に制御する共有資源排他制御装置とを備えた疎結合電子計算機システムに於いて、前記複数の電子計算機の間それぞれに通信パスを設け、前記各電子計算機は、一定時間以内毎に前記共有資源排他制御装置に対して正常使用中通知を行ない、前記共有資源排他制御装置は、前記各電子計算機からの正常使用中通知に基づいて電子計算機の障害または前記共有資源排他制御装置と電子計算機との間の接続パスの障害を検出することにより他の正常な電子計算機に障害通知を行ない、該障害通知を受けた電子計算機の内の特定の電子計算機は、前記障害の発生した電子計算機または共有資源排他制御装置との間の接続パスに障害の発生した電子計算機に対して前記通信パスを介してその電子計算機に接続されている共有資源排他制御装置及び共有資源の切断を指示し、共有資源排他制御装置及び共有資源の切断を指示された電子計算機は、前記共有資源排他制御装置及び前記共有資源を自電子計算機から切断し、切断が完了することにより前記特定の電子計算機に対して前記通信パスを介して切断完了通知を行ない、該切断完了通知を受けた前記特定の電子計算機は、前記共有資源排他制御装置に対して前記障害の発生した電子計算機または前記共有資源排他制御装置との間の接続パスに障害が発生した電子計算機が占有していた資源の解放指示を行ない、該解放指示を受けた前記共有資源排他制御装置は、前記障害の発生した電子計算機または前記共有資源排他制御装置との間の接続パスに障害が発生した電子計算機が占有していた資源を解放することを特徴とする疎結合電子計算機システムのリカバリ方式。
IPC (3件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 11/00 330 ,  G06F 12/00 535
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平4-263334
  • 特開昭63-157257
  • 特開昭56-101259
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