特許
J-GLOBAL ID:200903097456328988

階層記憶制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199349
公開番号(公開出願番号):特開平6-044108
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】アクセススピードの異なる記憶装置に永久ファイルを効率的に配置する。【構成】計時手段4は、次回の監視時刻を監視時間間隔をもとに計算して監視情報格納領域2へ格納する。永久ファイル情報検索手段5は、高速小容量記憶装置1上のすべての永久ファイル情報が格納された永久ファイル情報格納領域7から最終使用時刻からの経過時間が大きい順に検索する。ファイル容量検査手段6は、ファイル移動条件格納領域3のファイル移動条件値と検索された永久ファイル容量とを比較する。ファイル移動手段8は、移動対象となった永久ファイルを高速小容量記憶装置1から低速大容量記憶装置9へ移動する。【効果】低速大容量記憶装置へ移動する永久ファイルの数を減少し、永久ファイル使用時のシステム効率の低下を防ぐ。
請求項(抜粋):
アクセススピードは早いが記憶容量の少ない高速小容量記憶装置と、アクセススピードは遅いが記憶容量の多い低速大容量記憶装置とを有するコンピュータシステムの階層記憶制御方式において、前記高速小容量記憶装置上に存在する永久ファイルの空きスペース率を監視する監視時間間隔およびその監視時間間隔で監視するための次回の監視時刻並びに前記高速小容量記憶装置に必要な空きスペース率をシステム管理者が予め定めて格納する監視情報格納領域と、前記高速小容量記憶装置上に存在するすべての永久ファイルの名前および最後に使用した時刻並びにファイル容量を格納した永久ファイル情報格納領域と、前記高速小容量記憶装置上から前記低速大容量記憶装置上に永久ファイルを移動する際の最小ファイル容量値である永久ファイル移動条件値を格納したファイル移動条件格納領域と、前記監視情報格納領域に格納されている監視時間間隔で次の監視時刻を計算して前記監視情報格納領域へ格納する計時手段と、前記計時手段により起動され、前記高速小容量記憶装置の空きスペース率が前記監視情報格納領域に予めシステム管理者が格納した空きスペース率よりも大きくなるまで前記永久ファイル情報格納領域から最後に使用した時刻からの経過時間が大きい順に検索する永久ファイル情報検索手段と、前記永久ファイル情報検索手段により検索された永久ファイルの各々のファイル容量が前記ファイル移動条件格納領域に格納されているファイル移動条件値である最小ファイル容量以上かどうかを検査するファイル容量検査手段と、前記ファイル容量検査手段により検査された永久ファイルを前記高速小容量記憶装置から前記低速大容量記憶装置へ移動するファイル移動手段とを備え、前記高速小容量記憶装置上の空きスペースを高速かつ効率的に確保することを特徴とする階層記憶制御方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 501 ,  G06F 3/06 301

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