特許
J-GLOBAL ID:200903097460127105

車両のカウルボックス部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 卓夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289191
公開番号(公開出願番号):特開平8-127365
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 降雪時等の極めて悪い条件の中でも、運転者の前方視界を充分良好な状態に保持し続けると共に、車室内換気も充分に行なえるようにする。【構成】 ワイパー装置の駆動部を構成する全部品が車体中心線より運転席側に集中して取付けられている車両において、カウルボックス1の車幅方向のほぼ中央部に遮蔽壁3を設け、遮蔽壁3にてカウルボックス1内を運転席側部分4と助手席側部分5とに気密に区画し、運転席側部分4にエンジンルームER内と連通する通気部6を設け、助手席側部分5に車室内へ外気を取り入れる空気取り入れ口7を設け、エンジン駆動にて温められたエンジンルームER内の空気が通気部6より運転席側部分4を通りカウルカバー2の運転席側のスリット部2aより流出してワイパー装置及びフロントガラスFG外面を温め続ける。外気はカウルカバー2の助手席側部分5を通り空気取り入れ口7より車室内に導入される。
請求項(抜粋):
フロントガラスを払拭するワイパー装置の駆動部を構成する全部品が車体中心線より運転席側に集中的に取付けられている車両において、フロントガラスの下縁部にほぼ沿って車幅方向の箱形断面に構成されるカウルボックスの車幅方向のほぼ中央部に遮蔽壁を設け、該遮蔽壁にてカウルボックス内を運転席側部分と助手席側部分とに気密に区画し、該運転席側部分にエンジンルーム内と連通する通気部を設け、助手席側部分に車室内へ外気を取り入れる空気取り入れ口を設け、エンジン駆動にて温められたエンジンルーム内の熱気が通気部より運転席側部分を通ってカウルカバーの運転席側のスリット部より外部へ流出すると共に、外気がカウルカバーの助手席側のスリット部より助手席側部分を通り空気取り入れ口より車室内へ導入されるようにしたことを特徴とする車両のカウルボックス部構造。

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