特許
J-GLOBAL ID:200903097466782520

ゲーム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088060
公開番号(公開出願番号):特開平6-269566
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 同時に処理するキャラクタの数を制限することにより、処理能力の範囲内で処理が可能であり、処理時間を所定の範囲に収めることができるゲーム装置を提供すること。【構成】 本ゲーム装置は、ゲーム演算部10,表示部12,バッファメモリ20,敵情報総合メモリ30,敵情報テーブルメモリ32,行動テーブルメモリ34,データ転送制御部40,フラグ設定部42,フラグ解除部44を含んで構成される。起動トリガが発生すると、ゲーム演算部10は、データ転送制御部40に対して敵の登場指示を送る。データ転送制御部40は、バッファのフラグの状態からバッファが使用中であるか否かを判定し、未使用であれば敵情報総合メモリ30等からのデータ転送を行い、使用中であれデータ転送を見送る。バッファメモリ20内のバッファの数は予め設定されており、この数以上の敵は画面上には登場しない。
請求項(抜粋):
所定数のキャラクタ個数分のデータ領域を有するとともに、これら各データ領域のそれぞれが使用中であるときに所定のフラグが設定される第1のメモリと、前記第1のメモリを作業領域とし、前記所定のフラグが設定されたデータ領域のキャラクタデータを使用することにより表示画面の演算を行うゲーム演算手段と、前記ゲーム演算手段がゲームプログラムを実行したときにゲームに登場するキャラクタ毎のデータを格納する第2のメモリと、ゲームプログラムを実行している前記ゲーム演算手段から表示画面に新たなキャラクタの登場指示があったときに、前記第1のメモリに所定のフラグが設定されていないことを確認して、この登場するキャラクタのデータを前記第2のメモリから読み出して前記第1のメモリのデータ領域に転送するデータ転送手段と、前記データ転送手段によるデータ転送の際に、表示画面に新たに登場するキャラクタのデータに対応させて前記第1のメモリに前記所定のフラグを設定するフラグ設定手段と、表示画面に登場しているキャラクタの表示が終了した際に、前記第1のメモリに設定してある前記所定のフラグを解除するフラグ解除手段と、を備え、前記ゲーム演算手段が前記データ領域を用いて表示画面内で処理するキャラクタの最大個数を、前記第1のメモリが有するデータ領域の数としたことを特徴とするゲーム装置。

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