特許
J-GLOBAL ID:200903097473256109

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-287987
公開番号(公開出願番号):特開2002-097909
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】 作動部を比較的容易に形成できるようにすると共に、作動油を吸排するための通路構造を簡素化できるようにする。【解決手段】 ハウジング5とロータ17の間に偏心回転歯車7を設ける。ハウジング5に第1の内歯4を設け、この第1の内歯4に噛合しこの内歯4よりも一つ分歯数の少ない第1の外歯6を偏心回転歯車7に設ける。この歯車7を偏心機構8を介してロータ17に偏心回転可能に係合する。第1の内歯4と外歯6に、歯先と歯底部分を除いて切欠き32を設け、同一作動領域内の作動室9,9相互をこの切欠き32によって連通させ、異なる作動領域間を歯先と歯底の接触部と、歯先と歯先の接触部で隔成する。各作動領域a,bに対して吸排通路22a,22bを一つずつ設けるだけで良くなる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトによって駆動される駆動力伝達部材と、外周に機関弁を作動させるための駆動カムを有する一方で前記駆動力伝達部材が必要に応じて相対回転できるように組み付けられ、前記駆動力伝達部材から動力を伝達されて従動回転するカムシャフトと、内周部に創成曲線から成る第1の内歯を有し、前記駆動力伝達部材とカムシャフトのいずれか一方と一体化されて回転するハウジングと、外周部に前記第1の内歯よりも一つ分歯数が少ない第1の外歯を有し、この第1の外歯を第1の内歯に噛合させつつ偏心回転可能に前記ハウジング内に収容された偏心回転歯車と、この偏心回転歯車を前記駆動力伝達部材とカムシャフトの他方に偏心回転可能に連係する偏心機構と、を備え、前記第1の内歯と第1の外歯の間に、前記ハウジングに対する偏心回転歯車の偏心回転に伴なって容積が漸次増減変化する複数の作動室が形成され、前記偏心回転歯車の第1の外歯上の最外径位置での内接点を起点として、円周方向片側に配列された略半分の作動室群から成る第1の作動領域と、残余の略半分の作動室群から成る第2の作動領域とを供給通路と排出通路に選択的に切換えることにより、駆動力伝達部材とカムシャフトを相対回転させて両者の回転位相を変化させる内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、前記第1の作動領域の作動室相互と、第2の作動領域の作動室相互を常時連通させると共に、第1の作動領域と第2の作動領域を常時隔成することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (9件):
3G018AB02 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA51 ,  3G018DA52 ,  3G018DA63 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74

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