特許
J-GLOBAL ID:200903097481642573

運搬可能なイオン移動度分析計と共に使用する再循環濾過装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-536363
公開番号(公開出願番号):特表2000-509487
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】一般に、本発明は、運搬可能なイオン移動度分析計と共に使用する再循環濾過装置を提供する。運搬可能な再循環濾過装置の第一の好適な実施の形態は、一組のフィルタ及び流量センサと共にIMSセンサに接続するポンプを備える。IMSセンサの出口流体流はフィルタによって浄化されると共に、キャリア流体流としてポンプによって再循環されてIMSセンサ内へ戻る。試料を採取した時にIMSセンサ内に導入される流体流量に等しいIMSセンサの出口流体流の一部は濾過装置から排出され、装置を通して一定の全流体流容積を維持する。本発明の第二の好適な実施の形態は、他の物質が共存しうるベンゼン等の選択されたイオン化可能な汚染物質の未知濃度を測定する運搬可能な再循環濾過装置を提供し、選択されたイオン化可能な汚染物質の制御された濃度をイオン移動度分析測定(IMS)センサ内に導入する装置を使用する。未知濃度は標準添加法を用いて計算される。また、本発明の第二の好適な実施の形態は、試料流内の特別な分析物の存在からどのイオノグラム(イオン化図)構造が生じるかを確定することによって、IMSセンサの校正に使用できる。本発明の第三の好適な実施の形態は、ガスクロマトグラフィ用として運搬可能なイオン移動度分析計と共に使用する再循環濾過装置を提供する。運搬可能な再循環濾過装置は、ポンプ及び一組のフィルタ及び入口にガスクロマトグラフコラムを有するイオン移動度分析測定センサに接続される流量センサを備える。
請求項(抜粋):
A. イオン移動度分析計の出口及びキャリア流入口に連絡しかつイオン移動度分析計の出口流体流をキャリア流入口内へ再循環させるポンプと、 B. ポンプに連絡しかつ再循環された流体流から不純物を除去する少なくとも1つのフィルタと、 C. 出口流体流の一部を装置から除去する排出装置とを備え、 装置から除去された流体の量はイオン移動度分析計の試料流入口に入る流体の量と等しいことを特徴とするイオン移動度分析計と共に使用する流体濾過装置。
IPC (4件):
G01N 27/62 ,  G01N 30/26 ,  G01N 30/64 ,  H01J 49/04
FI (4件):
G01N 27/62 C ,  G01N 30/26 H ,  G01N 30/64 F ,  H01J 49/04

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