特許
J-GLOBAL ID:200903097490631134

遊技機の暗号化通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲木 次之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-106508
公開番号(公開出願番号):特開平10-303878
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】パチンコ機などの制御用チップの認証や出玉情報の通信を行うシステムにおいて、ノイズにより拡張キーコードを喪失した場合でも、再度、初期状態から拡張キーコードの選択と通信を続行できるようにする。【解決手段】各遊技機の照合判定用通信チップ1とホストコンピュータ6とは、それぞれキーコードの送信のための基本キーコードK0と複数の拡張キーコードK1,K2,...,Knとを内部にもつ。通信状態が異常であると判断されると、チップを初期状態に戻すリセットコマンドが暗号化されずに送られ、それによりチップは拡張キーコードをリセットして基本キーコードに切り替える。ホストコンピュータはチップが初期状態に戻った旨の送信を受けると拡張キーコードの選択操作を行って得られた選択データjをK0で暗号化して送信する。チップはこれを受信してホストコンピュータと同一の拡張キーコードKjを選択し、暗号通信を続行する。
請求項(抜粋):
遊技機を制御するためのプログラムが搭載された遊技機制御用のマイクロコンピュータチップが正規のものか否かを判定すると共に前記マイクロコンピュータチップから送信される大当たり情報等の遊技機情報を記憶する内部処理手段と、該内部処理手段の出力情報を内部処理手段により選択されたキーコードに基づき暗号化する暗号化回路と、前記暗号化回路の出力情報を外部へ通信するための送信回路と、外部から送信された情報を受信する受信回路と、該受信回路で受信した情報を内部処理手段により選択されたキーコードに基づき復号化する復号化回路と、外部から受信回路を介して送信されたリセットコマンドを監視すると共に該リセットコマンドを検知した時に暗号化・復号化処理を初期状態に戻すためにリセットするリセットコマンド監視回路とからなる各遊技機に装着される照合判定用通信チップと、前記照合判定用通信チップに対して通信に使用するキーコードに関する選択データ及び各種コマンドを所定のキーコードに基づき暗号化する暗号化回路と、暗号化回路で暗号化された選択データ及び各種コマンドを送信する送信回路と、照合判定用通信チップから送信された情報を受信する受信回路と、該受信回路で受信した情報を所定のキーコードに基づき復号化する復号化回路と、該復号化回路で復号化された情報が正しいものか否かを判定する通信電文判定回路と、該通信電文判定回路で正常と判定された情報を格納すると共にキーコードに関する選択データ及び各種コマンドを暗号化回路に送信する内部処理手段と、前記通信電文判定回路で異常と判定された場合に前記送信回路を介して前記照合判定用通信チップに対してリセットコマンドを発生すると共に暗号化・復号化処理を選択キーコードから基本キーコードの初期状態に戻すためのリセットコマンド発生回路とを有するホストコンピュータとからなり、前記照合判定用通信チップ及びホストコンピュータの内部処理手段に通信に使用するためのキーコードを送信するために基本キーコードK0と、複数の拡張キーコードK1,K2,K3,...Kn-1,Knが格納されており、ホストコンピュータ側の内部処理手段にキーコード選択手段及びキーコード選択番号発生手段が設置され、照合判定用通信チップの内部処理手段にキーコード選択手段が設置されていることを特徴とする遊技機の暗号化通信システム。
IPC (4件):
H04L 9/08 ,  A63F 7/02 332 ,  A63F 7/02 334 ,  H04L 9/14
FI (4件):
H04L 9/00 601 Z ,  A63F 7/02 332 B ,  A63F 7/02 334 ,  H04L 9/00 641

前のページに戻る