特許
J-GLOBAL ID:200903097509491495

レーザで開始された非線形燃料液滴点火

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509424
公開番号(公開出願番号):特表平8-505676
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】空気/燃料噴霧(26)を点火する方法及び装置であって、放射の少なくとも1つのパルスを噴霧へ導入して自由電子を発生させ、プラズマの拡大を開始させるコヒーレント光源(12)を含む。コヒーレント光源は拡大するブラズマを高いエネルギーへ励起する。そのパルスはプラズマが所定エネルギーに達した後の時間に終了される。この非線形点火システムは燃料液滴表面及び燃料液滴から外部に拡がる電場におけるガス/蒸気界面領域を使用する。自由電子は燃料液滴を囲む電場によって高いエネルギーへ加速される。加速された電子は液滴近傍周りのガス/蒸気内の絶縁破壊をなし、さらに付加した自由電子の遊離を開始せしめる。短期間において、なだれ行程が起き、ブラズマを形成する高密度の自由電子及びイオンを生成する。
請求項(抜粋):
燃料液滴からなる空気/燃料噴霧を点火する方法であって、 燃焼室手段内へ空気/燃料噴霧を供給する行程と、 コヒーレント放射の少なくとも1つのパルスを空気/燃料噴霧へ導入し、空気/燃料噴霧内でその少なくとも1つのパルスが自由電子と相互作用してプラズマの拡大を開始せしめる導入行程と、 コヒーレント放射の少なくとも1つのパルスを維持して拡大したプラズマを励起する維持行程と、 プラズマが所定エネルギーに達した後の時間であってかつ空気/燃料噴霧の点火が起こる前の時間にコヒーレント放射の少なくとも1つのパルスを終了する行程と、を有する方法。
IPC (4件):
F02C 7/264 ,  F02K 7/00 ,  F02K 9/95 ,  F02P 23/04

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