特許
J-GLOBAL ID:200903097516537034

適応等化器のための搬送波位相再生

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218739
公開番号(公開出願番号):特開平5-244040
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】位相回転又は反回転を使用せず、データ信号を適応的に等化する。【構成】復調信号は適応等化器60において濾過され、第1アルゴリズムから導かれる誤差信号を使って適応フィルタ係数が最初に更新される。適応等化器からの信号出力位相誤差がしきい値に達すると、搬送波ロック信号が発生される(62,78)。搬送波ロック信号72に応答して、第1アルゴリズムに代わり、第2アルゴリズムから導かれた誤差信号を使って適応フィルタ係数が更新される(74)。第1アルゴリズムは、自己再生等化アルゴリズム、第2アルゴリズムは決定指向アルゴリズムであリ得る。搬送波位相は適応等化器を搬送波再生ループ56の内部への位置づけにより、位相回転器又は位相反回転器を使わずに再生される。
請求項(抜粋):
通信受信機においてデータ信号を適応的に等化する方法であって、非等化データ信号を復調すること、第1アルゴリズムから導かれた誤差信号を使って最初に適応フィルタ係数を更新する適応等化器で前記復調データ信号を濾波すること、前記適応等化器からの濾波された信号出力の位相誤差がしきい値に達したとき搬送波ロック信号を発生すること、及び前記搬送波ロック信号に応答して前記第1アルゴリズムに代えて第2アルゴリズムから導かれた誤差信号を使って前記適応等化器で前記適応フィルタ係数を更新することから成る方法。

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