特許
J-GLOBAL ID:200903097519234520
分波回路
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-138663
公開番号(公開出願番号):特開2005-323063
出願日: 2004年05月07日
公開日(公表日): 2005年11月17日
要約:
【課題】広帯域にわたって減衰量を得る事ができ、通過帯域において優れた挿入損失特性が得られる分波回路の提供。【解決手段】 第1ポートP1と第2ポートP2間に接続で第1周波数帯域を通過周波数帯域とする第1フィルタと、第1ポートP1と第3ポートP3間に接続で第2周波数帯域を通過周波数帯域とする第2フィルタからなり、第1フィルタは、P1-P2間の第1インダクタンス素子L1と、L1のP2側とグランド間に、第2インダクタンス素子L2と第1キャパシタンス素子C1との第1直列共振回路と、L1のP2側に、第3インダクタンス素子L3と第2キャパシタンス素子C2との並列共振回路を備え、第1直列共振回路は、第2の周波数帯域内に減衰極を有し、前記並列共振回路は、第1の周波数帯域の2倍を超え、3倍未満の周波数帯域内に減衰極を有し、前記第1直列共振回路の共振周波数は前記並列共振回路の共振周波数よりも低周波数に設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
周波数の異なる少なくとも2つの通信システムの高周波信号を分波する分波回路であって、
第1ポートと第2ポートとの間に接続され、第1の周波数帯域を通過周波数帯域とする第1フィルタと、第1ポートと第3ポートとの間に接続され、第2の周波数帯域を通過周波数帯域とする第2フィルタとを備え、
前記第1フィルタは、第1ポートと第2ポートとの間に接続された第1インダクタンス素子と、前記第1インダクタンス素子の第2ポート側とグランドとの間に配置され、第2インダクタンス素子及び第1キャパシタンス素子を備えた第1直列共振回路と、前記第1インダクタンス素子の第2ポート側に配置され、第3インダクタンス素子及び第2キャパシタンス素子を備えた並列共振回路を備え、
前記第1直列共振回路は、第2の周波数帯域内に減衰極を有し、
前記並列共振回路は、第1の周波数帯域の2倍を超え、3倍未満の周波数帯域内に減衰極を有し、
前記第1直列共振回路の共振周波数は前記並列共振回路の共振周波数よりも低周波数に設定されていることを特徴とする分波回路。
IPC (3件):
H03H7/46
, H03H7/075
, H04B1/50
FI (3件):
H03H7/46 A
, H03H7/075 Z
, H04B1/50
Fターム (12件):
5J024AA01
, 5J024CA02
, 5J024CA03
, 5J024DA01
, 5J024DA25
, 5J024EA01
, 5J024EA03
, 5J024EA07
, 5K011BA03
, 5K011DA01
, 5K011DA27
, 5K011JA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
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分波器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-296696
出願人:日立金属株式会社
審査官引用 (4件)