特許
J-GLOBAL ID:200903097519820500

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-038439
公開番号(公開出願番号):特開平9-229112
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 パッドサポートプレートの回動を規制する。【解決手段】 車両後退時のブレーキトルクを伝達する一方凸部12aと対応する一方凹部13aとの間には、マウンティング13に係止されて一方凸部12aをディスクロータ回転方向および半径方向ヘ付勢する第1ばね作用部16aを有したパッドサポートプレート16が介在されている。ばね作用部16aには凹部13aのディスクロータ半径方向に向いた壁面13a1に弾性的に当接する舌状部16bが形成されている。ばね作用部16aと対向する端部16cには舌状の第2ばね作用部16dが形成されており、ばね作用部16dは、パッドサポートプレートがマウンティングに装着された状態ではマウンティングの凹部13aの壁面13a2に形成されたディスクロータ軸方向に延在する溝13cに係合し、第1ばね作用部に起因するパッドサポートプレートの回動を弾性的に規制する。
請求項(抜粋):
車両の車輪と一体に回転するディスクロータと、このディスクロータの側面と対向するパッドと、前記車両の非回転部分に固定されていて前記パッドをディスクロータ軸線に沿って移動可能に支持するマウンティングとを備え、前記マウンティングによる前記パッドの前記支持が、前記パッドのディスクロータ回転方向における両端に形成されたブレーキトルク伝達用の一対の凸部と、これら凸部に対応して前記マウンティングに形成されて前記凸部を収容するブレーキトルク伝達用の一対の凹部とにより行われており、前記一対の凸部と前記一対の凹部の内で車両後退時のブレーキトルク伝達をする一方凸部と対応する一方凹部との間には、前記マウンティングに係止されて前記一方凸部をディスクロータ回転方向およびディスクロータ半径方向ヘ付勢する第1ばね作用部を有した板材製のパッドサポートプレートが介在されており、この第1ばね作用部には前記一方凹部のディスクロータ半径方向に向いた壁面に弾性的に当接する舌状部が形成されているディスクブレーキにおいて、ディスクロータ半径方向において対向する前記一方凹部の対向壁の内で前記パッドサポートプレートの前記第1ばね作用部から離れた一方壁にはディスクロータ軸方向に延在する溝が形成され、前記パッドサポートプレートの前記凹部の前記一方壁に当接する部分には前記溝に係合して前記パッドサポートプレートの前記第1ばね作用部のばね作用に起因する回動を弾性的に規制する舌状の第2ばね作用部が形成されているディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/097 ,  F16D 55/224 113
FI (2件):
F16D 65/097 C ,  F16D 55/224 113 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る