特許
J-GLOBAL ID:200903097527810697
回折格子記録媒体の作成方法および作成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-021169
公開番号(公開出願番号):特開平8-075912
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 複数枚の画像を1枚の媒体に重畳して記録してなる回折格子記録媒体を、種々雑多の要望に応じて効率的に作成する。【構成】 記録対象となる複数の画像Q1〜Q3と、マスクM1〜M3と、ルックアップテーブルLUT1〜LUT3と、画素パターン群を用意し、割付条件テーブルTBLを設定する。回折格子記録媒体は、割付プレーンU上の各配列された個々の画素領域に、特定の画素パターンを割り付けることにより作成される。テーブルTBLには、(マスク+画像+LUT)なる組み合わせを指定した割付条件が所定の優先順位で定義されている。指定されたマスクによって遮蔽されない割付プレーンU上の位置(i,j)に対しては、指定された画像の位置(i,j)の画素値を読み、指定されたLUTにおいてこの画素値に対応する画素パターンを割り付ける。
請求項(抜粋):
複数枚の画像を回折格子を用いて1枚の媒体に重畳して記録してなる回折格子記録媒体を作成する方法であって、所定の画素値をもった多数の画素の配列からなる画像を複数枚準備する画像準備段階と、前記画像を構成する画素の配列に対応させて、複数の画素領域を配列することにより構成される割付プレーンを定義する割付プレーン定義段階と、前記画素領域もしくはこの画素領域に内包される所定の格子占有領域内に、所定ピッチおよび所定角度で格子線を配置することにより回折格子を形成してなる画素パターンを、前記格子占有領域、前記ピッチ、前記角度、の少なくとも1つを変えることにより、複数種類定義する画素パターン定義段階と、前記割付プレーンに配列された複数の画素領域のうちの所定の一部または全部を選択するためのマスクを定義するマスク定義段階と、前記画像を構成する画素のもつ個々の画素値に対して、前記複数種類の画素パターンのうちの1つを対応づけるルックアップテーブルを定義するルックアップテーブル定義段階と、所定のマスク、所定の画像、所定のルックアップテーブルを示す割付条件を、複数種類定義する割付条件定義段階と、前記割付プレーンに配列された1つの画素領域について、当該画素領域がマスクにより選択されるような割付条件を適用し、適用した割付条件に示された画像の当該画素領域に対応する画素のもつ画素値に対して、適用した割付条件に示されたルックアップテーブルによって対応づけられた特定の画素パターンを、当該画素領域に対して割り付ける処理を実行し、全画素領域のそれぞれについて、何らかの画素パターンの割り付けを行う割付段階と、前記割付段階によって全画素領域に割り付けられた画素パターンを、所定の媒体上に回折格子として記録する媒体作成段階と、を有することを特徴とする回折格子記録媒体の作成方法。
IPC (3件):
G02B 5/18
, G03H 1/18
, G03H 1/26
前のページに戻る