特許
J-GLOBAL ID:200903097547038273

免震建物の位置復元装置および免震建物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-116831
公開番号(公開出願番号):特開2002-309800
出願日: 2001年04月16日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 強風による上部構造体の風圧移動の心配を無くし、しかも、中小地震でも作動する免震装置を採用することができるようにする。【解決手段】 免震建物の土台に対して回動可能に取り付けられた鋼管21と、鋼管21を回動させるモーター22と、一端25aが鋼管21に対して巻回可能に固定され、他端が免震建物の上部構造体のそれぞれ異なる位置に取り付けられた四本のワイヤーロープ25とを備えた構成とする。上部構造体におけるワイヤーロープ25の取り付け位置を含む領域を剛体的に形成するとともに、各ワイヤーロープ25を、同時に緊張させた際にその緊張力が互いに釣り合うような方向に配置する。鋼管21は免震建物内において少なくとも二箇所以上設ける。
請求項(抜粋):
上部構造体が下部構造体に対して水平変位可能に支持された免震建物に適用されて、地震または風により前記上部構造体が前記下部構造体に対して変位し、この変位が残留した後に、前記上部構造体を所定位置に復元させるための装置であって、前記下部構造体に対して回動可能に取り付けられた巻き取り手段と、前記巻き取り手段を回動させる駆動手段と、一端が前記巻き取り手段に対して巻回可能に固定され、他端が前記上部構造体におけるそれぞれ異なる位置に取り付けられた三本以上の紐状体とを備え、前記上部構造体における少なくとも前記紐状体の取り付け位置を含む領域は剛体的に形成され、各紐状体は、同時に緊張させた際に、その緊張力が互いに釣り合うような方向に配置されていることを特徴とする免震建物の位置復元装置。
IPC (4件):
E04H 9/02 331 ,  E04B 1/36 ,  E04H 9/14 ,  F16F 15/02
FI (5件):
E04H 9/02 331 Z ,  E04B 1/36 L ,  E04B 1/36 Z ,  E04H 9/14 F ,  F16F 15/02 L
Fターム (8件):
3J048AA02 ,  3J048AA03 ,  3J048AB08 ,  3J048BD08 ,  3J048BE12 ,  3J048BG02 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る