特許
J-GLOBAL ID:200903097550139340

ジクロロ酢酸およびトリクロロ酢酸の部分的電気的脱ハロゲン化および電気分解溶液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-111938
公開番号(公開出願番号):特開平5-093290
出願日: 1991年05月16日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【構成】 炭素カソードおよび特定のアンモニウムおよび/またはホスホニウム塩を使用して少なくとも0.4ボルトの水素過電圧(少なくとも4000A/m2 の電流密度で)を有する1種類またはそれ以上の金属塩の存在下におけるトリクロロ酢酸およびジクロロ酢酸の水溶液を分割された電池中での電気分解による上記酸類を部分的に脱ハロゲン化してモノクロロ酢酸を得る方法。【効果】 この方法において、連続的な方法での電気分解の高い選択率が損なわれることなしに非常に低い濃度の過塩化酢酸でもカソードで水素原子の発生がない。
請求項(抜粋):
炭素カソードを使用して少なくとも0.4ボルトの水素過電圧(少なくとも4000A/m2 の電流密度で)を有する1種類またはそれ以上の金属塩の存在下におけるトリクロロ酢酸およびジクロロ酢酸の水溶液を分割された電池中での電気分解による上記酸類を部分的に脱ハロゲン化してモノクロロ酢酸を得る方法であって、式I〜V【化1】〔式中、Xは窒素原子または燐原子であり、R1 〜R21は同一であるかまたは互いに相異なってまたは互いに独立すて水素原子、直鎖状または分枝鎖状のC1 〜C18-アルキル基、C3 〜C18-シクロアルキル基またはC1 〜C18-アルキルアリール基であり、上記アリール残基は6〜12個の炭素原子を持ち、そして残基R2 〜R16は加えて互いに独立して以下の意義を持つ:R2 は式-((CH2 )n -O)m -R(式中、R1 についてと同一な残基がRにあてはまるが、R1 およびRは互いに無関係であり、nは1〜12の整数でありそしてmも1〜12の整数である)の基であり、R3 およびR4 は一緒になって、R5 およびR6 は一緒になっておよび/またはR7 およびR8 は一緒になって互いに独立して、2〜8個のCH2 基の鎖であるかまたは式-CH2 (Z)-CH2 -(式中、Zは窒素原子、酸素原子または硫黄原子である)R12およびR13は一緒になって、R13およびR14は一緒になって、R14およびR15は一緒になっておよび/またはR15およびR16は一緒になって互いに独立して式【化2】の基であるYは式-(CH2 )p -または-CH2 -〔O-(CH2 )p q -O-(CH2 )2 -(式中、pは1〜12の整数であり、qは0〜6の整数である)の基であり、そしてA- はアニオン類OH- 、F- 、Cl- 、Br- 、I- 、SO42- 、HSO4 - 、NO3 - 、CH3 COO- 、BF4 - またはCH3 OSO3 - のうちの一つである〕の化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種類の化合物を添加することからなる上記方法。
IPC (2件):
C25B 3/04 ,  C07C 53/16

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