特許
J-GLOBAL ID:200903097566986271

電子機器の筐体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178986
公開番号(公開出願番号):特開平11-017361
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 筐体本体と蓋体とのシールを行うパッキンの潰し量を設計的に管理可能とすると共に、ネジを締め付ける際に筐体本体側に影響しないようにする。【解決手段】 筐体本体1の開口部外周部に形成した取付けフランジ片部1gに複数個の取付穴1cを穿設すると共に、蓋体2にタップ2bを形成して、ボルト4を取付穴1c側より挿入してタップ2bに螺合することにより筐体本体1に直接蓋体2を当接させ取り付け、更に、取付フランジ片部1gの蓋体2が当接する部位より筐体本体1の内方に位置するよう凹状段部1aを形成して、この凹状段部1aにパッキン3を収容すると共に、段部1aの壁面にこれと対向するパッキン3のシール面を圧潰する突起1bを形成して、パッキン3を蓋体2側に圧潰させることによって、筐体本体1と蓋体2との間を水密に保持した。
請求項(抜粋):
開口部を有する筐体本体と、この筐体本体の開口部を閉塞する蓋体と、この蓋体と筐体本体との間を水密に保持するパッキンとを有して構成し、前記筐体本体の開口部の外周部には、取付けフランジ片部が外方に張り出すように形成してあり、この取付けフランジ片部に複数個の取付穴を穿設すると共に、前記蓋体にこの取付穴に対向するようにタップを形成して、ボルトを前記取付穴側より挿入して前記タップに螺合することにより筐体本体に直接蓋体を当接させ取り付け、更に、前記筐体の取付フランジ片部に、この取付フランジ片部の前記蓋体が当接する部位より筐体本体の内方に位置するよう凹状段部を形成して、この凹状段部に前記パッキンを収容すると共に、前記段部の壁面にこれと対向する前記パッキンのシール面を圧潰する突起を形成して、この突起によってパッキンを前記蓋体側に圧潰させることによって、前記筐体本体と蓋体との間を水密に保持するようにしたことを特徴とする電子機器の筐体構造。

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