特許
J-GLOBAL ID:200903097576434722

スプリッタ形補助変速部用のブロッキング機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-033118
公開番号(公開出願番号):特開平8-074883
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 スプリッタクラッチカラ-及び連結すべき歯車がほぼ同一の速度で回転していない時、両者の連結を阻止する。【構成】 主変速部をスプリッタ形の補助変速部と直列に接続した複式変速機が開示されている。スプリッタクラッチカラ-92が主軸28と共転可能に固定され、軸方向に移動可能である。ブロッキング機構117が一対のリング122、124を互いに離して設け、その間に複数のピン126、128が延在し、スプリッタクラッチカラ-92の半径方向に延在しているフランジの一部の開口を挿通している。ピンの各々に設けられた肩部132が対応のフランジ開口120と共働することによって、スプリッタクラッチカラ-92及び連結すべき歯車70がほぼ同一の速度で回転していない時、スプリッタクラッチカラ-と主軸歯車70またはスプリッタ歯車86との連結を阻止する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの歯車を取り付けた主軸と、スプリッタ歯車を取り付けた出力軸と、主軸と共転可能に固定され、それに沿って軸方向移動可能であり、また複数の開口を円周方向に間隔をおいて貫設したフランジを半径方向に延出させているスプリッタクラッチカラーと、1対のリングを互いに離して設け、その間に複数のピンがフランジの一部の開口を挿通して延在しているブロッキング機構を有しており、ピンの各々は断面積が小さくなった中央部分を備え、それによって形成された肩部を対応のフランジ開口と協働させることによって、スプリッタクラッチカラー及び連結すべき歯車がほぼ同一の速度で回転していない時、スプリッタクラッチカラーと主軸歯車またはスプリッタ歯車との連結を阻止できるようにしたことを特徴とする複式変速機。
IPC (2件):
F16D 23/06 ,  F16H 3/12

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