特許
J-GLOBAL ID:200903097577887127

内燃機関用ピストン及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-292235
公開番号(公開出願番号):特開平9-112341
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 合金層部分とピストン母材との線膨脹係数の差が大きく、溶融後の冷却時に、熱歪みによって合金層に亀裂を生じる虞がある。【解決手段】 アルミニウム合金製ピストン1のピストンリング溝3を形成する外周部2に周溝6を形成し、該周溝6内に、主金属線材9及び該主金属線材9の両側に副金属線材を嵌挿する。その後、前記主金属線材9及びその近傍の副金属線材10を1次溶融した後、該1次溶融した部分、前記副金属線材10及びその周囲のピストンの母材を2次溶融することにより合金層12を形成する。該合金層12にピストンリング溝3を形成する。
請求項(抜粋):
アルミニウム合金製ピストンのピストンリング溝を形成する外周部に周溝を形成し、該周溝内に所定の材料からなる金属線材を嵌挿した後、該金属線材をピストンの母材中に溶融拡散させて合金層を形成し、該合金層にピストンリング溝を形成してなる内燃機関用ピストンにおいて、前記合金層が、前記ピストンリング溝を形成する主合金層と、該主合金層の両側に形成された副合金層とからなり、前記副合金層は前記主合金層よりも前記ピストンの母材の成分が多く含まれていることを特徴とする内燃機関用ピストン。
IPC (2件):
F02F 3/00 ,  F16J 9/00
FI (3件):
F02F 3/00 G ,  F02F 3/00 N ,  F16J 9/00 A

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