特許
J-GLOBAL ID:200903097581029070

蒸発燃料処理装置における故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157686
公開番号(公開出願番号):特開平11-351078
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】より正確に洩れを判定することができる蒸発燃料処理装置における故障診断装置を提供する。【解決手段】燃料タンク13内から蒸発燃料通路を介して導かれた蒸発燃料が一時的にキャニスタ15の吸着剤16に吸着され、パージ制御弁19の開弁にて吸着剤16から離脱した蒸発燃料が吸気管10に導かれる。ECU26は燃料タンク13からキャニスタ15を介して吸気管10に至る蒸発燃料流路におけるパージ制御弁19を閉じたときの閉路空間を所定の圧力P4に加圧した後に基準オリフィス24と直列接続された電磁弁25を開き所定時間T1が経過した時のタンク内圧力の降下幅P1を測定し、また、閉路空間を所定の圧力P4に加圧しその後に所定時間T1が経過した時のタンク内圧力の降下幅P2を測定し、P3(=P1-P2)値とP2値を比較することにより閉路空間の洩れを判定する。
請求項(抜粋):
燃料タンク内から蒸発燃料通路を介して導かれた蒸発燃料を一時的に吸着する吸着剤を収納したキャニスタと、前記吸着剤から離脱した蒸発燃料を機関吸気系に導くパージ通路と、前記パージ通路に設けられ、前記パージ通路を通して吸気系に導くガス量を制御するパージ制御弁と、を備えた蒸発燃料処理装置に設けられるものであって、前記燃料タンクからキャニスタを介して機関吸気系に至る蒸発燃料流路における前記パージ制御弁を閉じたときに形成される閉路空間を加圧するための加圧手段と、前記閉路空間の圧力を検出する圧力検出手段と、前記閉路空間と大気を繋ぐ大気通路に設けられ、一定の通路面積を有する固定絞り手段と、前記大気通路を閉じる絞り用閉路弁と、前記加圧手段にて前記閉路空間を所定の圧力に加圧した後、前記絞り用閉路弁を開き前記圧力検出手段による圧力降下状態を検出する第1の圧力降下状態検出手段と、前記加圧手段にて前記閉路空間を所定の圧力に加圧するとともに、その後の前記圧力検出手段による圧力降下状態を検出する第2の圧力降下状態検出手段と、前記第1と第2の圧力降下状態検出手段による圧力降下状態の比較にて前記閉路空間の洩れを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする蒸発燃料処理装置における故障診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  G01M 15/00
FI (2件):
F02M 25/08 Z ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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