特許
J-GLOBAL ID:200903097582290503

ゴミ焼却炉のゴミ質推定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183367
公開番号(公開出願番号):特開平8-049830
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 焼却炉に供給されるゴミ質を自動的にオンラインで測定することができるゴミ質推定方式を提供すること。【構成】 燃焼炉本体11内の灰出口側に設けられた観測窓16を通して燃焼炉内のゴミ入口付近の乾燥帯17に位置するゴミの燃焼温度分布を、所定の波長領域のみを透過するバンドパスフィルタ21を介してサーモグラフィー装置20により撮影する。これによって得られた2次元画像出力を画像処理装置22で処理して前記乾燥帯上のゴミが再着火する燃え出し点の位置を検出することにより焼却炉本体内のゴミ質を推定する。
請求項(抜粋):
燃焼すべきゴミを、燃焼炉内のゴミ入り口側から灰出口側に向かって設定された乾燥帯、燃焼帯および後燃焼帯からなる3つのゾーンを通過させつつ燃焼させるグレートを備えたゴミ焼却炉において、前記灰出口側に設けられた炉内観測窓を通して前記3つのゾーンのうちの前記乾燥帯寄りのゴミの燃焼温度分布を2次元画像として撮影するように設置されたサーモグラフィー装置と、前記燃焼炉内から炉内観測窓を通過して外部に放射される赤外線のうち、前記燃焼炉内の燃焼帯に存在する火炎から輻射される赤外線波長を遮断し、それ以外の波長の赤外線を前記サーモグラフィー装置に供給するように前記炉内観測窓および前記サーモグラフィー装置間に配置された赤外線フィルタと、前記サーモグラフィー装置により得られる2次元画像出力を処理して前記乾燥帯上のゴミの燃え出し点を検出する手段とを備えたことを特徴とするゴミ焼却炉のゴミ質推定方式。

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