特許
J-GLOBAL ID:200903097586856870

既設橋梁の単純桁の連続化方法及び連続桁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-073651
公開番号(公開出願番号):特開2002-275833
出願日: 2001年03月15日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 既設橋梁の単純桁を、ほぼ完全に連続桁としての強度特性を有するように連続化する方法、及び連続化した構造を提供する。【解決手段】 橋軸方向に並んだ2つの単純桁11には、上下のフランジ12,13とウエブ14と垂直補剛材15とにより凹部11a,11bが形成されている。2つの単純桁11の互いに対向する端部の凹部11a,11bに、垂直鉄筋42(第1鉄筋)を垂直にしてその上下端をフランジ12,13に溶接する。この垂直鉄筋42と直交するように、水平鉄筋43,44(第2鉄筋)を橋軸方向に向け、桁11間に架け渡す。そして、これら鉄筋42〜44を埋めるようにして、凹部11a,11bと桁11間の間隙10aとにコンクリート41を打設する。これにより、桁11の対向端部間に跨る鉄筋コンクリート領域40が形成される。
請求項(抜粋):
既設の橋梁において橋軸に沿って一列に架設された複数の鋼製の単純桁を連続化する方法であって、隣り合う単純桁の互いに対向する端部には、上下のフランジとウエブとで画成された凹部に、第1、第2鉄筋を複数本ずつ配し、上記第1鉄筋は、垂直にしてその上下端を上記上下のフランジに連結し、上記第2鉄筋は、上記橋軸方向に向けて上記第1鉄筋と直交させるとともに、少なくとも一部の第2鉄筋を上記対向端部間に架け渡し、次に、これら第1、第2鉄筋を埋めるようにして、上記凹部と上記対向端部間の間隙とにコンクリートを打設することにより、上記対向端部間に跨る鉄筋コンクリート領域を形成することを特徴とする既設橋梁の単純桁の連続化方法。
IPC (2件):
E01D 21/00 ,  E01D 2/00
FI (2件):
E01D 21/04 ,  E01D 9/00
Fターム (3件):
2D059AA07 ,  2D059BB35 ,  2D059GG55
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭48-069336
  • 上下部複合部材の剛結構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-130934   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開昭48-069336

前のページに戻る