特許
J-GLOBAL ID:200903097586992243
自動合焦装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-000361
公開番号(公開出願番号):特開平5-181057
出願日: 1992年01月06日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】この発明の自動合焦装置にあっては、記憶されるべきMTF比の値を削減するために、撮影光学系の特性値の所定値に於けるMTF比のテーブル用い、異なった特性値の場合のMTF比のテーブル値を算出するようにしたことを特徴とする。【構成】この発明は、撮像光学系の焦点面近傍の複数の空間周波数個々に対するMTF比が、撮像光学系のデフォーカス量に応じて予めMTF比テーブルROM39に記憶され、上記撮像光学系の特性値に応じてMTF比の値がテーブル値変換回路40で変換される。この変換されたMTF比と、2つの異なった結像状態に応じて上記撮像素子より出力される信号に基いて、周波数成分検出回路37a、37b及び周波数成分比検出回路38で、各々の結像状態に対応する複数の空間周波数成分の比が、デフォーカス量検出回路41にて比較されて撮像光学系のデフォーカス量が算出される。
請求項(抜粋):
撮像光学系により形成される画像を撮像素子によって撮像し、この撮像素子より出力される信号に基いて上記撮像光学系の焦点調節を行う自動合焦装置に於いて、上記撮像光学系の焦点面近傍の2ヶ所に於ける各々複数の空間周波数個々に対するMTF比を、上記撮像光学系の特性値の所定値に於いて上記撮像光学系のデフォーカス量に応じて予め記憶する記憶手段と、2つの異なった結像状態に応じて上記撮像素子より出力される信号に基き、各々の結像状態に対応する複数の空間周波数成分の比を算出する空間周波数成分比算出手段と、上記撮像光学系の特性値に応じて上記記憶手段に記憶されているMTF比の値を変換する変換手段と、この変換手段で変換されたMTF比と上記空間周波数成分比算出手段で算出された空間周波数成分の比を比較して上記撮像光学系のデフォーカス量を算出するデフォーカス量算出手段と、このデフォーカス量算出手段から出力されるデフォーカス量、及び/または上記撮像光学系の特性値から撮影光学系を光軸方向へ駆動するための駆動手段とを具備することを特徴とする自動合焦装置。
IPC (2件):
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