特許
J-GLOBAL ID:200903097588123145

合成樹脂製の流体移送管における緊急遮断方法ならびにその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 直義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050646
公開番号(公開出願番号):特開平9-100989
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】[目的] 気体もしくは液体が被移送体である流体の移送管の所望する緊急遮断箇所を、仕切弁、開閉弁以外の遮断手段としてそのほとんどを人力をもって行い得るようにしたことを目的とするものである。[構成] 上部に操作ハンドル7を有するパイプ状の柄体4の下端に環状の掘削刃2を有し、該掘削刃2の先端より設定距離を介した位置を下端として掘削刃2の径よりも大径の閉止栓3を柄体4の外周で、かつ、同心をもって装着し、該閉止栓3と掘削刃2との中間に柄体4の内外を連通する開孔8を穿設し、閉止しようとする移送管20の内径よりも大径になる気嚢5を折りたたんで柄体4内に収納し、該収容形態で前記開孔8を自由に出入りさせることができる操作片として活用する送気管6を接続し、該送気管6を柄体4内に気密に挿通するとともに、前記の閉止栓3の設置位置より上方位置の柄体4より外部に導出し、不活性高圧気体供給源21に接続できるようにしてなるものである。
請求項(抜粋):
流体を移送する合成樹脂製の移送管における緊急遮断所望箇所において、移送管の管径よりも小径の環状の掘削刃を先端に有し中間位置の外周に増径状態をもって装着した閉止栓を有するパイプ状の掘削具をもって手動回転より移送管を穿孔するとともに掘削刃を該移送管内に挿入し、前記の閉止栓の下面で管外周の穿孔開口部を閉鎖するとともに、掘削具の柄体内に折りたたんで内装した送気管を接続してある気嚢を掘削刃と閉止栓との中間に開口した開孔より移送管内に挿入し、該気嚢に前記送気管を通じて不活性気体を圧送し、移送管内の気嚢を膨満させて流体の流通を遮断することができるようにしてなることを特徴とする合成樹脂製の流体移送管における緊急遮断方法。

前のページに戻る