特許
J-GLOBAL ID:200903097594289349

渦電流減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250835
公開番号(公開出願番号):特開2001-078426
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 外筒部を強磁性体である鋳鋼から構成し、強磁性板に対応する強磁性部分はそのままにし、非磁性部分はニツケルを鋳込んで溶け込ませてオーステナイト化した、強度が大きく安価な外筒部を備えた渦電流減速装置を得る。【解決手段】 回転軸1に結合した制動ドラム7と、制動ドラム7の内部にあつて車体などの非回転部分に取り付けられた断面長方形の内空部13を有する非磁性体からなる案内筒10と、案内筒10の内空部1に収容した少くとも一方が可動の磁石支持筒14と、磁石支持筒14の外周面に周方向等間隔に結合した多数の磁石24と、各磁石24と対向する強磁性部分15と磁石24と対向しない非磁性部分15aとを備えた案内筒10の外筒部10aとから渦電流減速装置を構成する。磁石24からの磁界により渦電流に基づく制動力を制動ドラム7に発生させる。外筒部10aを強磁性体である鋳鋼から構成し、非磁性部分15aはニツケルを鋳込んで溶け込ませて非磁性のオーステナイト相にする。
請求項(抜粋):
回転軸に結合した制動ドラムと、該制動ドラムの内部にあつて車体などの非回転部分に取り付けられた断面長方形の内空部を有する非磁性体からなる案内筒と、該案内筒の内空部に収容した少くとも一方が可動の磁石支持筒と、該磁石支持筒の外周面に周方向等間隔に結合した多数の磁石と、前記各磁石と対向する強磁性部分と前記磁石と対向しない非磁性部分とを備えた前記案内筒の外筒部とを有し、前記磁石からの磁界により渦電流に基づく制動力を前記制動ドラムに発生させる渦電流減速装置において、前記外筒部を強磁性体である鋳鋼から構成し、前記非磁性部分はニツケルを鋳込んで非磁性のオーステナイト相にしたことを特徴とする渦電流減速装置。
Fターム (12件):
5H649AA03 ,  5H649BB02 ,  5H649BB07 ,  5H649GG09 ,  5H649GG13 ,  5H649GG16 ,  5H649HH04 ,  5H649HH16 ,  5H649JK03 ,  5H649PP02 ,  5H649PP08 ,  5H649PP13

前のページに戻る