特許
J-GLOBAL ID:200903097595562324

生化学自動分析装置における測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062850
公開番号(公開出願番号):特開平6-249856
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 再検査を減らして検査を迅速化し、試料や試薬の無駄を省き、自動分析装置の実処理能力の低下を防止する。【構成】 吸光度変化(率)から試料の被検成分の濃度を再現性よく求めることのできる吸光度範囲の限界吸光度を定めておき、濃度の異なる複数種の標準試料を用いて反応過程にある被検液の吸光度変化率を複数の時刻で測定し、各標準試料の吸光度で限界吸光度を満足するものについて予め定めた複数の反応時間の時刻ごとに吸光度変化(率)を濃度に変換する濃度変換係数を求め、未知試料の被検液の吸光度変化(率)を反応過程の複数の時刻で測定し、予め定めた複数の反応時刻について反応時間の長いものから短いものへとそれぞれの反応時刻における吸光度を限界吸光度とを比較し、限界吸光度を満足する反応時刻とそのときの吸光度変化(率)を採用し、その採用した反応時刻における濃度変換係数及び試薬ブランク値を用いて被検成分濃度を求める。
請求項(抜粋):
生化学自動分析装置を用い、試料と試薬を反応させた被検液の吸光度から試料の被検成分の濃度を求めるエンドポイント法による測定方法において、吸光度から試料の被検成分の濃度を再現性よく求めることのできる吸光度範囲の限界吸光度を定めておくこと、濃度の異なる複数種の標準試料を用いて反応過程にある被検液の吸光度を複数の時刻で測定し、各標準試料の吸光度で前記限界吸光度を満足するものについて予め定めた複数の反応時間の時刻ごとに吸光度を濃度に変換する第1の濃度変換係数を求めること、未知試料の被検液の吸光度を反応過程の複数の時刻で測定し、予め定めた前記複数の反応時刻について反応時間の長いものから短いものへとそれぞれの反応時刻における吸光度を前記限界吸光度とを比較して前記限界吸光度を満足する反応時刻とそのときの吸光度を採用すること、及びその採用した反応時刻における第1の濃度変換係数及び試薬ブランク値を用いて被検成分濃度を求めること、を含む測定方法。
IPC (3件):
G01N 35/00 ,  G01N 21/27 ,  G01N 21/75

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