特許
J-GLOBAL ID:200903097600485988

磁探信号処理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110659
公開番号(公開出願番号):特開平8-304556
出願日: 1995年05月09日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 磁探信号処理器での尤度比の計算で必要な係数の算出アルゴリズムを簡単なアルゴリズムで行うことで演算処理時間を短縮することを目的としている。【構成】 磁探信号を一定時間サンプルし、平均値計算回路に入力して平均値を求め、この値とサンプルした磁探信号とを分散計算回路に入力し分散を求め、さらにこの値を係数計算回路に入力して分散を2倍した値の逆数を求め、この値とサンプルした磁探信号と参照信号波形記憶回路からの参照信号波形とを尤度比計算回路に入力し尤度比を求め、この値と固定スレッショルドとを比較回路に入力し、尤度比が固定スレッショルドより大きい場合を目標検出あり、そうでない場合を目標検出なしとして、目標信号の自動検出ができるようにした構成である。【効果】 磁探信号処理器での尤度比の計算で必要な係数の算出アルゴリズムを簡単なアルゴリズムで行うことで演算処理時間を短縮化できる。
請求項(抜粋):
磁気センサと、磁気センサにより計測される磁探信号の平均値を求める平均値計算回路と、平均値と磁探信号とから磁探信号の分散を求める分散計算回路と、分散を2倍した値の逆数である係数を求める係数計算回路と、予め求めてある目標磁性体の磁気信号波形を参照信号波形として記憶する参照信号波形記憶回路と、分散を2倍した値の逆数と参照信号波形とから、磁探信号が地磁気変動などによる雑音信号のみの場合の尤度と雑音信号と目標磁性体からの磁気信号とが混在する場合の尤度との尤度比を求める尤度比計算回路と、固定スレッショルドを記憶する固定スレッショルド記憶回路と、尤度比と固定スレッショルドとの値を比較する比較回路とから構成され、磁探信号を一定時間サンプルし、これを上記平均値計算回路に入力して平均値を求め、次にこの値とサンプルした磁探信号とを上記分散計算回路に入力し分散を求め、さらにこの値を上記係数計算回路に入力して分散を2倍した値の逆数を求め、この値とサンプルした磁探信号と上記参照信号波形記憶回路からの参照信号波形とを上記尤度比計算回路に入力し尤度比を求め、この値と固定スレッショルドとを上記比較回路に入力し、尤度比が固定スレッショルドより大きい場合を目標検出あり、そうでない場合を目標検出なしとして、目標信号の自動検出ができるようにしたことを特徴とする磁探信号処理器。
IPC (3件):
G01V 3/165 ,  G01R 33/02 ,  G01V 3/08
FI (3件):
G01V 3/165 ,  G01R 33/02 Q ,  G01V 3/08 E

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