特許
J-GLOBAL ID:200903097603880284
基地局選択型発呼方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310515
公開番号(公開出願番号):特開平7-162936
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】セルラー式移動体通信システムに於いて、境界近傍の移動機からの発呼要求に対して、基地局制御装置が有効な基地局を選び、トラヒック量の偏りや発呼失敗によるサービス品質の低下を防ぐ事を目的とする。【構成】移動機5は、隣接する複数の基地局からの下り無線チャネルの受信電界強度を測定し、その前記受信電界強度を比較して上から2番目までの受信電界強度を有する2つの基地局を選択し、その選択された2つの基地局からの受信電界強度の情報を発呼要求に付加して、2つの基地局に対して、別々に発呼要求を送信し、移動通信交換局1は、一定時間内に1つの移動機から複数の基地局を介して送信されてくる複数の発呼要求を待ち受け、複数の発呼要求を受信すると、その発呼要求からそれぞれの受信電界強度を抽出し、その抽出した受信電界強度と基地局の無線資源状態(空き無線チャネルの数)により、有効な基地局を選択する。
請求項(抜粋):
移動通信交換局と複数の基地局から構成されるセルラー式移動体通信システムに於いて、移動機は隣接する複数の基地局からの下り無線チャネルの受信電界強度を測定し、その前記受信電界強度を比較して上から2番目までの受信電界強度を有する2つの基地局を選択する手段と、その選択された前記2つの基地局からの受信電界強度の情報を発呼要求に付加して、前記2つの基地局に対して、別々に発呼要求を送信する手段とを有し、前記移動通信交換局は、一定時間内に1つの移動機から複数の基地局を介して送信されてくる複数の発呼要求を待ち受け、複数の発呼要求を受信すると、その発呼要求からそれぞれの受信電界強度を抽出する手段と、その抽出した前記受信電界強度と前記基地局の無線資源状態により、有効な基地局を選択する手段とを有し、また前記移動機は、シンセサイザーを2つ用いて、独立した2つの受信回路に出来るダイバーシチ受信回路とし、発呼要求後は、2つの独立した受信回路とし、発呼要求で選択した基地局からの発呼受付を受信する手段と、前記発呼受付を受信後は、受信した周波数でのダイバーシチ受信に切り替える手段とを有することを特徴とする基地局選択型発呼方式。
IPC (3件):
H04Q 7/22
, H04Q 7/28
, H04B 7/26
FI (3件):
H04Q 7/04 J
, H04B 7/26 D
, H04B 7/26 107
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