特許
J-GLOBAL ID:200903097606795512

蛍光フローセル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 畑中 芳実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270159
公開番号(公開出願番号):特開平10-115584
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 光子の数が少ないために蛍光検出器の信号のふらつきが大きくなる問題、及び、励起光が目的物質以外のものに当たって蛍光を発生し、それが蛍光検出器に入ってノイズになる問題を解消して、高精度の測定を行うことができるとともに、試料ガスの置き換わりが良く、応答時間が短い蛍光分析装置用フローセルを提供する。【解決手段】 セル本体の蛍光検出器設置側と反対側の内面を凹面に形成し、セル本体内で発生して前記凹面に当たった蛍光を蛍光検出器の検出部に向けて反射させる。例えば、セル本体62を径方向に沿った中空部断面64がほぼ楕円形であるまっすぐな筒状に形成し、セル本体62の中空部断面64の曲率半径が大きい2つの側の内の一方の側66に蛍光検出器22を隣接して設置する。これにより、セル本体62の蛍光検出器22設置側と反対側の内面68が前記凹面の作用をするようになる。
請求項(抜粋):
セル本体と、該セル本体に隣接して設置された蛍光検出器とを具備し、セル本体内に試料ガスを流すとともに、該試料ガスに励起光を照射し、そのときに発生する蛍光の強度を蛍光検出器で検出する蛍光フローセルにおいて、セル本体の蛍光検出器設置側と反対側の内面が凹面に形成され、セル本体内で発生して前記凹面に当たった蛍光が蛍光検出器の検出部に向けて反射することを特徴とする蛍光フローセル。
IPC (2件):
G01N 21/05 ,  G01N 21/64
FI (2件):
G01N 21/05 ,  G01N 21/64 Z

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