特許
J-GLOBAL ID:200903097613216471

車載用電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-155026
公開番号(公開出願番号):特開平5-003626
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 車載用電子制御装置において、従来外付けしていた電流バイパス用の大型の専用ダイオードを設けることなくバッテリ逆接続時に回路を保護する。【構成】 正常接続時、バッテリ11はヒューズ12を介して直流12Vを車載用電子制御装置13に供給する。車載用電子制御装置のCPU25は電源IC22により作成された5V電源により動作し、入力信号28に応じて出力する制御信号43、44により駆動回路41、42を制御する。駆動回路41、42は、この制御信号に基づきアクチュエータ31、32を駆動する。駆動回路の駆動動作に伴い回路内に逆起電力電流が生ずると、これは駆動回路41、42を構成するパワーMosFETに並列に接続された寄生ダイオードをバイパスして流れる。一方、バッテリ11を逆接続した場合には、逆電流はこれらの寄生ダイオードを流れ、ヒューズ12を溶断して回路を保護する。
請求項(抜粋):
直流電流を出力するバッテリと、所定の電流が流れることにより溶断するヒューズと、このヒューズを介して接続された前記バッテリを電源として、それぞれ対応するアクチュエータを駆動する1又は複数の駆動回路と、前記バッテリを電源として、前記駆動回路の出力を制御する制御回路とを具備する車載用電子制御装置であって、前記駆動回路を構成する各駆動素子が寄生ダイオードを備えるとともに、該寄生ダイオードが前記駆動回路の動作時に生ずる逆起電力電流のバイパスとバッテリ逆接続時の逆電流のバイパスとを兼用することを特徴とする車載用電子制御装置。

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