特許
J-GLOBAL ID:200903097616578633
水溶性溶液からカルボン酸を回収する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
兼坂 眞 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077695
公開番号(公開出願番号):特開平8-283191
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 後処理が不要な廃棄水生成物と再使用可能な純度カルボン酸とを製造するように、短鎖カルボン酸を含有する廃棄水を処理する方法を提供すること。【構成】 水溶性溶液から酢酸及び蟻酸を回収する方法であって、該方法は、水溶性溶液中の酢酸及び蟻酸を接触により実質的に混合トリアルキルホスフィン酸化物からなる溶剤に移動させ、抽残液と水を含む富溶剤とを生成する接触工程と、富溶剤に熱を適用して脱水し、水流と脱水富溶剤流とを生成する脱水工程と、脱水再循環富溶剤流に熱を適用して酢酸及び蟻酸をストリップし、抽出流へ再循環する実質的に混合トリアルキルホスフィン酸化物からなる溶剤と、酢酸及び蟻酸を含有する酸流とを生成するストリップ工程と、酸流を酢酸と蟻酸とに蒸留分流する分流工程とを含む方法。
請求項(抜粋):
酢酸及び蟻酸の水溶性溶液から酢酸及び蟻酸を回収するための方法であって、該方法は、接触工程において、前記水溶性溶液を、実質的に混合トリアルキルホスフィン酸化物からなる溶剤と、向流液-液抽出流において接触させて、前記水溶性溶液からの酢酸及び蟻酸を前記溶剤に移動させ、酸含有量が比較的低い抽残液と、酸含有量が比較的高い富溶剤とを生成する工程であって、酸に富んだ該富溶剤は多少の水を含む接触工程と、脱水工程において、前記富溶剤に熱を適用し、そこから水を分離することによって前記富溶剤を脱水して、水流と脱水された富溶剤流とを生成する脱水工程と、ストリップ工程において、前記脱水された再循環富溶剤流に熱を適用して、該脱水された再循環富溶剤流から酢酸及び蟻酸をストリップし、前記液-液抽出流へ再循環するための、実質的に混合トリアルキルホスフィン酸化物からなる溶剤と、酢酸及び蟻酸を含有する酸流とを生成するストリップ工程と、分流工程において、蒸留によって前記酸流を酢酸と蟻酸とに分流する分流工程とを含む、酢酸及び蟻酸の水溶性溶液から酢酸及び蟻酸を回収するための方法。
IPC (4件):
C07C 53/02
, C07C 51/44
, C07C 51/48
, C07C 53/08
FI (4件):
C07C 53/02
, C07C 51/44
, C07C 51/48
, C07C 53/08
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