特許
J-GLOBAL ID:200903097626688372

差動制限装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永嶋 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085568
公開番号(公開出願番号):特開平8-285044
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 軽量で小型でありながら、差動装置における歯車等の諸部品の破損の虞れのない差動制限装置を提供して車両の低燃費化や軽量化を実現する。【構成】 デフケース1とデフケース1からの入力側回転駆動力を差動歯車からなる差動回転部材6、7、8、14、15を介して左右の出力側14、15に差動配分して伝達し、押圧部材5により軸方向に与圧が付与されて前記差動回転部材間に配置された多板クラッチ9、10を前記差動回転部材間の駆動抵抗差に基づく回転差によってカム2C、7C、3C、8Cを介して発生したスラスト力により接続して前記差動回転部材間の差動制限を行うように構成された差動制限装置において、前記押圧部材5の軸方向の撓み代δを前記カムの軸方向高さhよりも大きくしたことを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
デフケースとデフケースからの入力側回転駆動力を差動歯車からなる差動回転部材を介して左右の出力側に差動配分して伝達し、押圧部材により軸方向に与圧が付与されて前記差動回転部材間に配置された多板クラッチを前記差動回転部材間の駆動抵抗差に基づく回転差によってカムを介して発生したスラスト力により接続して前記差動回転部材間の差動制限を行うように構成された差動制限装置において、前記押圧部材の軸方向の撓み代を前記カムの軸方向高さよりも大きくしたことを特徴とする差動制限装置。

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