特許
J-GLOBAL ID:200903097626847071

フィラー濃度に傾斜構造を有する封止材およびその成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-070977
公開番号(公開出願番号):特開平11-273934
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 間隙の小さい部品間に充填可能であり、かつ高い放熱性を確保することができるフィラー濃度に傾斜構造を有する封止材及びその成形方法を提供する。【解決手段】 モータコイル10のコア11に巻かれたコイル線12の間隙に、注入部位から封止材14を注入する。この際、封止材14は流動性の高いものを使用し、コイル線12の間隙にも十分浸入するようにする。次に、このモータコイル10に遠心分離処理を行い、注入された封止材14中のフィラー濃度に、充填された位置によって変化を持たせ、フィラー濃度に傾斜構造を有する状態とする。これにより、フィラー濃度が高くなった部分での熱伝導性を十分に大きくすることができ、全体として放熱性を向上することができる。
請求項(抜粋):
間隙の小さい部品間に充填され、分散されたフィラーの濃度が充填された位置によって段階的または連続的に変化している傾斜構造をなすことを特徴とするフィラー濃度に傾斜構造を有する封止材。
IPC (4件):
H01F 5/06 ,  H01F 41/12 ,  H01F 27/32 ,  H02K 3/30
FI (4件):
H01F 5/06 A ,  H01F 41/12 A ,  H01F 27/32 A ,  H02K 3/30

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