特許
J-GLOBAL ID:200903097627933885

耐熱性遷移アルミナ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277554
公開番号(公開出願番号):特開平9-110419
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 初期BET比表面積が大きく、高温耐熱性に優れ、また強酸性溶液と接触した後も、BET比表面積の低下が少なく、且つ高温雰囲気下での熱処理後もBET比表面積の低下が少ない遷移アルミナを得る。【解決手段】 熱分解後、アルミナ100重量部に対してNa2 Oが0.10重量%以下となる硫酸アルミニウムに珪素化合物を添加、混合し、該混合物を加熱後、熱分解することにより、最終遷移アルミナ中のアルミナ100重量部に対して珪素(元素換算)が2〜15重量部、細孔容積が0.6〜2.0cc/gで、初期BET比表面積が120m2 /g以上であり、該アルミナを1200°C・5時間焼成後のBET比表面積が60m2 /g以上であり、且つ該初期BET比表面積が120m2 /g以上の遷移アルミナに硝酸溶液を添加しpH4の硝酸酸性スラリーに調整した後、乾固した場合、該乾固品のBET比表面積が90m2 /g以上で、該乾固後の遷移アルミナを1200°C・5時間焼成後のBET比表面積が50m2 /g以上であることを特徴とする耐熱性遷移アルミナを提供する。
請求項(抜粋):
アルミナ100重量部に対して珪素(元素換算)を2〜15重量部、Na2 O含有量が0.10重量部以下、細孔容積が0.6〜2.0cc/gで、初期BET比表面積が120m2 /g以上の遷移アルミナで、該アルミナを1200°C・5時間焼成後のBET比表面積が60m2 /g以上であり、且つ該初期BET比表面積が120m2 /g以上の遷移アルミナに硝酸溶液を添加しpH4の硝酸酸性スラリ-に調整した後、乾固した場合、該乾固品のBET比表面積が90m2 /g以上で、該乾固後の遷移アルミナを1200°C・5時間焼成後のBET比表面積が50m2 /g以上であることを特徴とする耐熱性遷移アルミナ。
IPC (6件):
C01F 7/02 ,  B01J 21/12 ,  B01J 23/10 ,  B01J 35/10 301 ,  C01F 7/32 ,  C01F 17/00
FI (6件):
C01F 7/02 D ,  B01J 21/12 A ,  B01J 23/10 A ,  B01J 35/10 301 J ,  C01F 7/32 ,  C01F 17/00 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-055213

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