特許
J-GLOBAL ID:200903097635166443
ディジタル保護継電装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-109880
公開番号(公開出願番号):特開平8-308083
出願日: 1995年05月09日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】ディジタル量に変換した電圧と基準データとの一次判定データを相互に伝送し合い、自端と相手端の電圧位相差を算出し、脱調検出および同期検出が可能なディジタル保護継電装置を提供すること。【構成】保護区間内両電気所の電圧情報を相互に相手端電気所に伝送し合って、両電圧の位相を比較することにより脱調を検出するディジタル保護継電装置において、自端電圧を導入する電圧導入手段と、ディジタル量に変換するA/D変換手段と、相手端にデータを伝送する伝送手段と、導入及び伝送されたデータより保護演算を行うデータ処理手段とを備え、自端電圧と基準データとの位相差を求め、同様処理された相手端の位相差から自端と相手端との電圧位相差を求め、この電圧位相差より脱調検出及び同期検出ができる。
請求項(抜粋):
保護区間内両電気所の電圧情報を相互に相手端電気所に伝送し合って、両電圧の位相を比較することにより、当該保護区間内の脱調を検出するディジタル保護継電装置において、自端電圧を当該ディジタル保護継電装置に導入する電圧導入手段と、前記導入された電圧をディジタル量に変換するアナログ/ディジタル変換手段と、相手端にデータを伝送する伝送手段と、前記導入及び伝送されたデータより保護演算を行うデータ処理手段とを備え、前記データ処理手段は自端電圧と内部に予め用意されている基準データとの位相差を求める一次判定手段と、自端の一次判定結果と相手端より伝送されて来る同様処理された相手端の一次判定結果から自端と相手端との電圧位相差を求める二次判定手段と、前記二次判定手段の電圧位相差より脱調検出を行う脱調判定手段とから構成されたことを特徴とするディジタル保護継電装置。
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