特許
J-GLOBAL ID:200903097641080330

十字靭帯移植片を膝関節部分の中に固定するための器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-237762
公開番号(公開出願番号):特開2000-229087
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 骨片の損傷等の問題を起こすことがなく、簡易かつ確実に、十字靭帯移植片を膝関節部分の中に固定することのできる器具を提供する。【解決手段】 本発明の器具30は、生体適合性を有する金属性の材料からなる概ね円筒形状のスリーブ32と、ねじ34とからなる。スリーブ32は、少なくとも2つのスロット50と、凹凸部42と、頭部38と、当該スリーブ内を貫通する孔54の頭部38側に形成された内側の螺刻部56とを有する。スリーブ32の孔54の結合部58(螺刻部56に連設された、頭部38とは反対側に位置する螺刻されていない部分)は、螺刻部56の頂部の直径と等しいかあるいはそれよりも小さな直径を有する。ねじ34は、螺刻部56の中にねじ込むことのできる螺刻されたシャンク62と、頭部60とを有する。ねじ34のシャンク62の長さは、スリーブ32の長さよりも小さい。
請求項(抜粋):
生体適合性を有する金属性の材料からなる概ね円筒形状のスリーブ(32)と、ねじ(34)とからなり、上記スリーブ(32)が、円周方向に離間して当該スリーブ(32)の一端から長手方向に延びる少なくとも2つの、軸に平行なスロット(50)と、該スロット(50)の領域内におけるスリーブ部分の凹凸部(42)と、当該スリーブ(32)の他端に形成された頭部(38)と、該頭部(38)から上記スロット(50)の領域まで延びる内側の螺刻部(56)とを有し、ここで、上記スリーブ(32)の孔(54)の結合部(58)が、上記内側の螺刻部(56)の頂部の直径と等しいかあるいはそれよりも小さな直径を有し、上記ねじ(34)が、内側の螺刻部(56)の中にねじ込むことのできる螺刻されたシャンク(62)と、該シャンク(62)の一端に形成された頭部(60)とを有し、ここで、上記シャンク(62)の長さが、上記スリーブ(32)の長さよりも小さい、十字靭帯移植片を膝関節部分の中に固定するための器具。
IPC (3件):
A61B 17/56 ,  A61B 17/58 315 ,  A61F 2/08
FI (3件):
A61B 17/56 ,  A61B 17/58 315 ,  A61F 2/08

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