特許
J-GLOBAL ID:200903097644308161

漏水発生位置検出方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-233696
公開番号(公開出願番号):特開平5-052699
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 漏水発生位置を早期に且つ感度よく検出出来ること。【構成】 遮水膜11を施設して造成された管理型終末処理場において、遮水膜11の上側に複数の電極A1 などを並べた上側ワイヤ状電極群と、遮水膜11の下側に前記上側ワイヤ状電極と交差する同様なB1 などからなる下側ワイヤ状電極群と、交流電圧源12と、おのおのが個別選択機能および同時選択機能を有する上部及び下部選択切換回路15,16と、上側のワイヤ状電極と下側のワイヤ状電極間の電流を検出して位相検波を行う手段17とを備え、上部選択切換回路15と下部選択切換回路16に上記2つの機能を分けて別々に交互に持たせ、選択切換回路を経由する電極間電流の位相検波をワイヤ状電極毎に行い、順次得られる検波出力値の差分値を求め、該差分値の極性が反転する位置を以て漏水発生位置の座標とする。【効果】 環境破壊を最少限に押さえることが出来る。
請求項(抜粋):
遮水膜を施設して造成された管理型終末処理場において、前記遮水膜の上側に3以上の複数のワイヤ状電極を並べた上側ワイヤ状電極群と、該遮水膜の下側に3以上の複数のワイヤ状電極を前記上側ワイヤ状電極群のワイヤ電極に交差して並べた下側ワイヤ状電極群と、交流電圧を発する交流電源と、該交流電圧を前記上側ワイヤ状電極群に各ワイヤ状電極を順次選択して個別に印加するための個別選択機能および前記交流電圧を全ワイヤ状電極に同時に印加するための同時選択機能を有する上側選択切換回路と、前記交流電圧を前記下側ワイヤ状電極群に各ワイヤ状電極を順次選択して個別に印加するための個別選択機能および前記交流電圧を全ワイヤ状電極に同時に印加するための同時選択機能を有する下側選択切換回路と、前記上側のワイヤ状電極と下側のワイヤ状電極の間に流れる電流を検出する電流検出回路と、該電流検出回路の出力を受けて位相検波を行う位相検波回路とを備え、前記上部及び下部選択切換回路の内の一方に前記個別選択機能を持たせ他方に前記同時選択機能を持たせ、該一方の選択切換回路を経由する電極間電流の位相検波をワイヤ状電極毎に行い、順次得られる検波出力値の差分値を求め、該差分値の極性が反転する位置を以て一方向における漏水発生位置の座標とし、次に前記他方の選択切換回路を経由する電極間電流の位相検波をワイヤ状電極毎に行い、順次得られる検波出力値の差分値を求め、該差分値の極性が反転する位置を以て他方向における漏水発生位置の座標とし、該2つの座標で決まる位置をもって前記遮水膜の漏水発生位置とすることを特徴とする漏水発生位置検出方式。

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