特許
J-GLOBAL ID:200903097644466301
コバルト、ニッケル、珪素を含む銅合金
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (4件):
浅村 皓
, 浅村 肇
, 吉田 裕
, 岩本 行夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-519717
公開番号(公開出願番号):特表2005-532477
出願日: 2003年07月01日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
実質的に、重量で、ニッケル:1%〜2.5%、コバルト0.5〜2.0%、珪素:0.5%〜1.5%、および、残部としての銅および不可避の不純物から成り、ニッケルとコバルトの合計含有量が1.7%〜4.3%、比(Ni+Co)/Siが3.5〜6であり、降伏強度と導電性の改善された組合せを有する銅合金であって、この鍛錬銅合金は、40%IACSを超える導電性を有する。降伏強度と導電性の組合せの更なる増大と向上した耐応力弛緩性が、最高1%までの銀を含むことにより得られる。その他のCu-Ni-Si合金と同じく、本発明合金の製造方法は、a.銅合金を鋳造10し、b.鋳造銅基合金を熱間加工12し、第一の断面積減少を行い、c.鋳造銅基合金を、実質的に単一相合金を形成させるために有効な温度および時間長で、溶体化処理14し、d.珪化物を有する多相合金を形成するために有効な量の第2相を析出させるために有効な温度および時間長で、合金に第一の時効焼鈍18を施し、e.多相合金を冷間加工20して、断面積減少を行い、f.更なる珪化物を析出させるために有効な温度および時間長で、多相合金に第二の時効焼鈍22を施して、導電性を上げる(第二の時効焼鈍温度は、第一の時効焼鈍温度よりも低い)という連続的処理を含む。
請求項(抜粋):
実質的に、重量で、ニッケル:1%〜2.5%、コバルト0.5〜2.0%、珪素:0.5%〜1.5%、および、残部としての銅および不可避の不純物から成る鍛錬銅合金において、
ニッケルとコバルトの合計含有量が1.7%〜4.3%であり、
比(Ni+Co)/Siが2:1〜7:1であり、
40%IACSを超える導電性を有する鍛錬銅合金。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る