特許
J-GLOBAL ID:200903097646209837

オレフィン性不飽和結合を含有する重合体の水素化方法および水素添加触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011052
公開番号(公開出願番号):特開平6-220122
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【構成】 (a)下記式(1)【化1】(ここで、M1はチタニウム、ジルコニウムおよびハフニウムよりなる群から選ばれる遷移金属原子であり、そしてR1およびR2は、同一もしくは異なり、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリロキシ基、アシルオキシル基、カルボニル配位子、β-ジケトン配位子またはハロゲン原子である)で表わされるビス(シクロペンタジエニル)遷移金属化合物、(b)エステル化合物から選択される少なくとも一種の化合物および(c)有機リチウム化合物から形成される水素添加触媒の存在下、オレフィン性不飽和結合を含有する重合体を水素と接触せしめて、該オレフィン性不飽和結合を選択的に水素化せしめることを特徴とするオレフィン性不飽和結合を含有する重合体の水素化方法。【効果】 本発明の水添触媒は水添反応系の不純物の存在による活性の低下の度合が少なく、高活性であり、この触媒を用いた本発明の水素化方法により温和な条件下にポリマー鎖中のオレフィン性不飽和結合を高い反応速度で選択的に水素添加することが可能である。
請求項(抜粋):
(a)下記式(1)【化1】(ここで、M1はチタニウム、ジルコニウムおよびハフニウムよりなる群から選ばれる遷移金属原子であり、そしてR1およびR2は、同一もしくは異なり、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリロキシ基、アシルオキシル基、カルボニル配位子、β-ジケトン配位子またはハロゲン原子である)で表わされるビス(シクロペンタジエニル)遷移金属化合物、(b)エステル化合物から選択される少なくとも一種の化合物および(c)有機リチウム化合物から形成される水素添加触媒の存在下、オレフィン性不飽和結合を含有する重合体を水素と接触せしめて、該オレフィン性不飽和結合を選択的に水素化せしめることを特徴とするオレフィン性不飽和結合を含有する重合体の水素化方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-223305
  • 特開平4-248815
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-223305

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