特許
J-GLOBAL ID:200903097646340771

分散計算機環境におけるオブジェクトの最適分散配置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-073108
公開番号(公開出願番号):特開2000-268004
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 分散計算機環境における通信コストを考慮したオブジェクト負荷分散の実現【解決手段】 分散計算機間の接続関係121、およびオブジェクト間の依存関係122の情報、および、各計算機上で稼働するオブジェクトの処理デーモン110〜114が返す計算負荷の情報を基に、分散配置デーモン211が、クライアント115からリクエストを受けたオブジェクトを、最適な計算機に配置する。【効果】 分散計算機間の通信速度を考慮して、オブジェクトの分散配置を最適化することにより、通信コストを削減できる。
請求項(抜粋):
データとその処理手続きを定義したメソッドの集合からなる処理単位であるオブジェクトが、通信ネットワークで接続された複数の計算機上に、複数分散して存在し、該オブジェクト同士が、該通信ネットワークを通して互いのメソッドを呼び出し、該通信ネットワークを通して各オブジェクトの処理結果を受授することで、該オブジェクト同士が協調して処理を行なう分散計算機環境におけるオブジェクトの最適分散配置方法であって、(1)計算機間の通信速度と資源の共有状況及び、オブジェクト間の通信量にもとずき、通信コストを最小化するように、オブジェクトを計算機間に配分する処理と、(2)各計算機に配分されたオブジェクト処理負荷が均等化するように、オブジェクトを各計算機に配分する処理と、(3)上記(1)及び(2)における配分が通信コストと処理負荷が所定の基準を満足するように配分結果を調整する処理と、を有する分散計算機環境におけるオブジェクト最適分散配置方法。第1の計算機上で実行されている第1のアプリケーションプログラムが発行した複数の送信命令により指定される複数の送信データのそれぞれを、第2の計算機上で実行されている第2のアプリケーションプログラムが発行した複数の受信命令に応答して、第2の計算機上に設けられたエミュレーションライブラリの制御下でメッセージパッシング型の通信で受信し、上記複数の送信データの連なりからなるひと繋がりのデータの内、上記複数の受信命令により指定されるサイズ部分に区分して得られる部分をそれぞれの受信命令が指定す。
IPC (2件):
G06F 15/16 620 ,  G06F 15/177 674
FI (2件):
G06F 15/16 620 T ,  G06F 15/177 674 A
Fターム (1件):
5B045GG02

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