特許
J-GLOBAL ID:200903097649434769

多層構造エマルション粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-112606
公開番号(公開出願番号):特開平6-322008
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 不飽和カルボン酸を5〜80重量%含有するビニル単量体(a)を乳化重合して得られる重合体(A)からなる粒子の存在下、重合体(A)の0.2〜10倍の重量のビニル単量体(b)を、1時間あたりの添加量が重合体(A)の重量の0.1〜3倍となるように添加して重合体(B)を形成して得られる多層構造エマルション粒子を、塩基性物質にて処理する事により或いは、この中和処理後に、さらにビニル単量体(c)を加えて乳化重合して重合体(C)を形成する事によって得られる、粒子の表層部から内部を結ぶ貫通孔を1個以上有し、且つ粒子直径が0.15〜5.0μである、多層構造エマルション粒子の製造方法。【効果】 高い空隙率を有し、断熱性や吸油性に向上が認められ、特に感熱記録材料の発色感度や印字適性を改善させる樹脂組成物として有用である。
請求項(抜粋):
不飽和カルボン酸を5〜80重量%含有するビニル単量体(a)を乳化重合して得られる重合体(A)からなる粒子の存在下、重合体(A)の0.2〜10倍の重量のビニル単量体(b)を、1時間あたりの添加量が重合体(A)の重量の0.1〜3倍となるように添加して重合体(B)を形成して得られる多層構造エマルション粒子を、塩基性物質にて処理する事により重合体(A)を中和、膨潤させる事によって、或いは、この中和処理後に、さらに重合体(A)と重合体(B)の重量の総和に対して20倍以下の重量のビニル単量体(c)を加えて乳化重合して重合体(C)を形成する事によって得られる、乾燥時の構造が粒子の表層部から内部を結ぶ貫通孔を1個以上有し、且つ粒子直径が0.15〜5.0μである事を特徴とする多層構造エマルション粒子の製造方法。
IPC (2件):
C08F 2/22 MBL ,  C08F 2/44 MCS
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る