特許
J-GLOBAL ID:200903097654370590

回転機械の制御方法、前記方法を実施するサーボシステム、およびこのようなシステムを具備する回転機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149099
公開番号(公開出願番号):特開平10-066400
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 可能な全状態の中から最適なステータ相の電圧ベクトルVsを供給する制御方法を提供する。【解決手段】 電磁トルクTemおよび/またはステータ束φSがそれぞれ設定値である電磁トルクTemrefおよび/またはステータ束φSrefから離れている過渡的回転速度についての制御方法において、ステータ相の電圧ベクトルVsの可能な全状態Viの中から、電磁トルクTemおよびステータ束φSをそれぞれ電磁トルクTemrefおよびステータ束φSrefにするのに最適な状態を選択し、ステータ相の電圧ベクトルVsの選択された状態に対応するSPmLL(4)の切り換えを指令する。
請求項(抜粋):
ステータ相の電圧ベクトルVsのmn個の状態Vi(i∈{1、・・・mn})を規定するn個のSPmLL(4)を含む電圧インバータ(3)を介して交流電流が供給されるn相回転機械(1)であって、該回転機械は、検出値(7、8、9)が観測装置(10)に送信されるセンサアセンブリを含むサーボ制御システムにより、電磁トルクTemおよびステータ束φSを電磁トルクTemrefおよびステータ束φSrefにサーボ制御し、前記観測装置(10)の出力が計算機(13)内に投入され、前記計算機(13)が、前記電圧インバータ(3)のSPmLL(4)を制御するための制御信号(6)を出力側に供給する前記回転機械の制御方法であって、前記電磁トルクTemおよび/またはステータ束φSがそれぞれ設定値である前記電磁トルクTemrefおよび/またはステータ束φSrefから離れている過渡的回転速度についての制御方法において、前記計算機(13)が、前記ステータ相の電圧ベクトルVsの可能な全状態Viの中から、前記電磁トルクTemおよびステータ束φSをそれぞれ設定値である前記電磁トルクTemrefおよびステータ束φSrefにするのに最適な状態を選択し、前記計算機が、前記ステータ相の電圧ベクトルVsの選択された状態に応じて、前記SPmLL(4)を制御するための制御信号(6)を供給することを特徴とする方法。

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